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PayPay銀行スタート。「スマホで日本一使われる銀行」へ

PayPay銀行は、4月5日にジャパンネット銀行から社名を変更し、営業を開始した。PayPay株式会社などZホールディングスグループとの連携を強化し、「スマホで日本一使われる銀行」を目指す。

5日から、新たに、キャッシュカード不要でATMが利用できる「スマホATM」のサービスを開始。従来の「残高確認アプリ」は「PayPay銀行アプリ」としてリニューアルする。

PayPay銀行アプリでは、キャッシュカード不要で、アプリを使ってセブン銀行ATMで入出金やカードローンの借り入れ・返済ができ、振り込みもアプリ上で完結。また、口座残高や最新明細もアプリで確認できる。

PayPay銀行は従来から、平日夜間・土曜・日曜を含めて最短即日での口座開設に対応しており、ほとんどのサービスが口座開設後に即日利用可能だった。しかし、キャッシュカードが必要なATMの利用に限っては、郵送でのカード到着を待つ必要があった。今回のスマホATMにより、新規口座開設の申し込みから口座開設、ATM利用まで、スマホ完結で最短即日で利用可能とした。

ジャパンネット銀行から使っている人の利用に変更はなく、キャッシュカード、トークン、トークンアプリを引き続き利用可能で、銀行コードや支店名、支店番号、口座番号も変更なし。Visaデビットも利用できる。

新たにPayPay銀行の口座開設をする人を対象に、最大で現金4,500円をプレゼントするキャンペーンも実施。期間は4月30日まで。

新規でPayPay銀行の普通預金口座を開設し、口座開設の翌月末までに、1度に15,000円以上口座に入金した人に現金3,000円をプレゼント。さらに、口座開設の翌月末までに、銀行口座をPayPayチャージ用口座に登録すると現金1,500円を追加。合計4,500円のプレゼントとなる。