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JRE POINT、“まち”で利用可能に 「TOHOKU MaaS」電子チケット対応

JR東日本は、ECサイト「JRE MALL」と、東北6県で展開する観光型MaaS「TOHOKU MaaS」において、地域での飲食や買い物などに利用できる電子チケット購入時にJRE POINTが使える新サービスを4月下旬より開始する。同期間に開催する「東北デスティネーションキャンペーン」に合わせて実施する取り組み

鉄道利用や駅ビルでの買いものなどで貯めたJRE POINTを電子チケットに交換し、スマホ1台あればキャッシュレスで地域の店舗や商店街などを利用できる。これにより「えき」から「まち」への人の流れを作り出し、地域との連携を高める。

JRE MALLでは、電子チケットの購入・利用ができるサービスをスタート。地域での飲食に利用できる電子チケットを販売。おみやげの購入や、アクティビティ利用にも用途を広げていく。新潟県・長野県からスタートし、順次拡大予定。

TOHOKU MaaSでは、「東北MaaSチケット」(1枚500円)の購入時にJRE POINTを利用可能。地域での飲食やおみやげなどの購入、アクティビティに利用できる。交通電子チケットの購入には使えない。

展開エリアはTOHOKU MaaSの対象となる下記の6県8エリア。

・青森県:青森・弘前エリア
・秋田県:秋田・男鹿および角館エリア
・岩手県:一関・平泉エリア
・山形県:置賜および庄内エリア
・宮城県:仙台・宮城エリア
・福島県:会津エリア

利用方法は、メニューから購入したチケットを選択し、店舗スタッフが案内する「店舗コード」を入力。チケット利用済み画面を店舗スタッフに提示することで利用できる。

なお、東北MaaSチケットは9月末にサービス終了予定。