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確定申告 4月15日まで延長。緊急事態延長で会場混雑回避

国税庁は、令和3年(2021年)の確定申告期間を1カ月延長し、4月15日までとする。

当初予定では、所得税の申告は2月16日から3月15日までだったが、緊急事態宣言が3月7日まで延長されたため、十分な申告期間を確保し、確定申告会場の混雑回避の徹底を図るために申告期限を延期する。また、個人事業主の消費税と贈与税の申告も4月15日まで延長される。

国税庁では、感染リスクを軽減するため、自宅から申告できるe-Taxの利用を推奨。令和3年度は、スマートフォンはマイナポータルAPのインストールだけでe-Taxできるようになったほか、パソコンはGoogle Chrome、新しいMicrosoft Edgeにも対応している。

また、確定申告会場においては、レイアウト・運営方法を大幅に見直し、換気・消毒・距離確保などの感染症対策や時間指定の入場整理券の導入により、三密回避を徹底。安心して相談できる環境整備を進める。