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ナビタイム、発生中の列車遅延を考慮したルート検索。到着時間が正確に

ナビタイムジャパンは、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で、リアルタイムな列車遅延を考慮したルート検索機能の提供を開始する。

ルートの検索条件で、「リアルタイム遅延考慮」をオンにしてルート検索すると、現在発生中の列車遅延がある場合、その遅延を考慮したルート検索ができるようになる。対応路線は、東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄。JR相模線、JR八高線、東北エリアのJR全線は除く。

これまで「NAVITIME」では、列車遅延時は遅延情報の表示や、遅延区間を避けた迂回ルート検索機能を提供していたが、利用者自身で遅れを考慮して出発時刻を設定したり、一度ルート検索や対象区間を指定してから迂回ルートを検索する必要があった。

今回の機能によって、再検索の手間が省け、目的地到着までの最適なルートと正確な到着時刻を素早く把握できるようになる。例えば、「遅延で会社に何時に着くかわからない」「10分遅れている列車と他の路線のどちらが早く目的地に着くかわからない」といった列車遅延時の不安を解消する。

時刻表でも遅れている列車を表示。乗りたい路線がどのぐらい遅れているのかを一目で確認できる。

列車遅延情報は、東京公共交通オープンデータチャレンジや公共交通オープンデータセンターで公開されている列車情報や駅時刻表を活用。ナビタイムジャパン独自の経路探索技術をもとに機能を実現した。