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トヨタ、KDDIに522億円出資。街×家×人×クルマの全てがつながる社会へ

トヨタ自動車とKDDIは、両社の提携関係の更なる強化を目的に、新たな業務資本提携に合意した。「移動」と「通信」の枠を超え、街、家、人、クルマそれぞれの間での最適な通信を可能とする通信プラットフォームの研究開発などに取り組む。

両社は、トヨタを引受先としたKDDI株式(総額約522億円)の第三者割当による自己株式処分を実施することに合意。これにより、トヨタによるKDDIの持株比率は13.74%となる(従来は12.95%)。株式取得日は2021年1月29日を予定している。

新たな資本業務提携により、4G、5G、6Gなど通信規格が進化する中で、街、家、人、クルマそれぞれの間での最適な通信を可能とする通信プラットフォームの研究開発を共同で実施する。

また、デバイスからネットワーク、プラットフォーム、サービスまで一元管理する次世代コネクティッドカー向けの運用管理システムの共同開発や、クルマの内外に囚われない、安心安全を追求したサービスやプラットフォームの開発を推進。ビッグデータを活用した、都市と地方間や各地域のコミュニティにおける社会課題解決などにも取り組む。