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ヤマト、買取金額の送金をキャッシュレス化する専用Webサイト

ヤマトシステム開発は、事業者がシステム開発をすることなく「マルチバリューチャージサービス」を導入できる専用Webサイトの提供を12月1日より開始する。

「マルチバリューチャージサービス」は、ヤマトシステム開発が開発し、2019年11月より主にリユース業界に販売しているシステム。中古品の買取や返品時に事業者から個人客に支払をする場合、客が希望する電子マネーなどで受け取れる。

しかし、サービスの利用には事業者が事前にAPI連携のためのシステム開発をする必要があった。利用客側は、物品査定前に店頭であらかじめ希望する電子マネーを選択し、IDなどの決済情報を告知する必要があり、「店員にキャッシュレス決済のIDを伝えたくない」「複数のキャッシュレス決済を利用しているので、査定額を見てから受け取る電子マネーを決めたい」などの要望があった。

「マルチバリューチャージサービス」を提供する専用Webサイトの提供によりシステム開発が不要になり、サービス開始までの時間が従来の約1/3に短縮。店頭での手続も短縮でき、混雑緩和につながる。利用客も店頭での手続が短縮されるメリットがある他、査定後に送付されるSMSのURLから、自身のスマートフォンで電子マネーの選択や情報入力ができるようになる。