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LINE MUSIC一新。カラオケや動画、オートプレイ、ダークモード

音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」は25日、大型アップデートを実施し、音楽ビデオやカラオケ機能などを強化。無料で聴く・見る・歌うが楽しめる新しい音楽サブスクを目指す。

LINE MUSICは、6,600万曲以上の幅広いジャンルの楽曲をいつでもどこでも楽しめる音楽ストリーミングサービスで。1月からは独自フリーミアムモデルを導入し、無料ユーザーでも、登録無し・広告無しで6,600万曲すべての楽曲やミュージックビデオを毎月フル再生可能になっている(無料の場合、楽曲フル再生は1回/1回)。

今回のアップデートでは、動画共有サイトやSNSで流行っている楽曲や最新ヒットチャート(楽曲・MV)のランキングはそのままに、ユーザーの試聴傾向から好みの楽曲をユーザー一人一人に合わせてプレイリストを提案する「今日のミックス」や、知りたいと思った楽曲があればアプリに聴かせるだけで代わりに調べてくれる「楽曲サーチ」など、AIサービス「LINE CLOVA」を活用した新機能を搭載した。

動画対応も強化し、ミュージックビデオを充実。新たに楽曲のボーカルをオフにして再生できる「カラオケ」機能も搭載した。さらに、今流れている曲を検索する「楽曲サーチ(音声認識検索)」やダークモードに対応。OCR技術を活用し、LINE MUSIC以外のプレイリストの画面キャプチャからでも、簡単にプレイリストを作成できる「簡単プレイリスト作成」に対応した。

聴く

オートプレイ

選んだ曲に続けて、試聴履歴から好みの曲を自動再生。曲を選択しなくてもLINE MUSICがユーザーの好みにあった曲を自動再生する

今日のミックス

LINE MUSIC アプリを立ち上げると上部に表示される「今日のミックス」は、ユーザーの試聴傾向から好みの楽曲をユーザー一人一人に合わせて毎日提案。新たな音楽との出会いをつくるプレイリスト

ステーション

「楽しいとき」「恋するとき」など今の気持ちやムードに合わせて、ユーザーの試聴傾向に合った楽曲が聴けるラジオステーション型プレイリスト

見る

動画タブを新設

ユーザーの試聴傾向に合わせて、ユーザーごとにオススメのミュージックビデオを提案するようにアップデート。端末を動かすと画面が自動的に回転するので、横表示にすればフル画面でミュージックビデオやオリジナルビデオコンテンツを視聴できる

歌う

カラオケ機能

楽曲のボーカルをオフして、ユーザーの歌声を音源にミックスして再生させることでカラオケさながらの体験を楽しめる機能。ソニーの音源分離技術を利用し、楽曲からボーカルだけを消す。無料ユーザーも有料ユーザーも全てのユーザーが、楽曲再生中の歌詞ページの左下にあるマイクボタンをタップするだけで楽しめる

カスタマイズ

新しいLINE MUSICでは、ライトモード/ダークモードの2つのテーマが選択できるようになったほか、好みの音質に調整するイコライザーなどの機能を搭載した。

ダークモード

背景カラーにダークモードを新しく追加。その日の気分や天気、シチュエーションに合わせてライトモード/ダークモードが選べる

イコライザー

「ビート」「リラックス」「コンサート会場」など、楽曲に合わせて好みの音質に調整できるようになった。

楽曲サーチ(音声認識検索)

「いま流れているこの楽曲を知りたい」と思ったときに、端末に該当曲を聴かせると楽曲を見つけてくれる楽曲検索機能。「LINE CLOVA」のAI技術を応用し、楽曲検索がLINE MUSIC アプリ内でできるようになった

簡単プレイリスト作成

OCR技術を活用し、LINE MUSIC以外のプレイリストの画面キャプチャからでも、簡単にプレイリストが作成でき、プレイリストの引っ越しが可能に。「曲名」と「アーティスト名」があれば読み込めるため、移行元の音楽サービスを問わずに利用できる。