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モスバーガー、初のテイクアウト専門店。「TO GO」が目印

モスフードサービスは、同社初となるテイクアウト専門店「モスバーガー ヨークフーズ新宿富久店」(東京都新宿区)を8月27日よりオープンする。客席はなく、メニューを通常の6割に絞って選びやすくしたほか、番号呼び出しボードやデジタルサイネージなど、テイクアウト専門店ならではの機器も導入する。

客席がないため、省スペース・省コストでの出店が可能。これまで出店できなかった都心の狭小立地でのテイクアウト専門店需要を探るため、新店舗展開の検証も行なう。

店舗看板には「TO GO」のアイコンを掲げ、既存店舗との違いを掲示。メニューは通常店舗の全商品(ドリンク含む)から約6割に削減。ホットドッグ類やハンバーガーの一部商品を省き、ドリンク類はコールドドリンクのみとしてシンプル化した。店舗オペレーションが簡略化するため、省力化やスピード提供にもつながる。オープン後の状況によってメニューは随時見直し、将来的にはテイクアウト専門店限定のセットなどを検討する。

モスバーガーとして初めて、「番号呼び出しボード」を採用。できあがり状況を利用者が自分で確認し、自身のタイミングで受け取れる。また、番号札などを渡す必要が無いため新型コロナの感染防止にもなる。

商品訴求のためのデジタルサイネージも設置するほか、商品が冷めないように保管する棚方のウォーマーも設置する。

所在地は、東京都新宿区富久町17番2号。東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅から徒歩6分。店舗面積は40.918m2