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Google、AirDrop的なファイル共有「Nearby Share」をAndroid展開

Googleは4日(米国時間)、Androidから周辺のAndroidデバイスにファイル転送できる機能「Nearby Share」をGoogle PixelやSamsung Galaxyシリーズ向けに提供開始した。今後数週間で、Android 6.0以降の機種に展開していく。

近くにいる人の端末に写真やファイルを転送する際に、メールやメッセージ添付ではなく、直接ファイル転送を行なうための技術。AppleのiPhoneやiPad、Macでは、周辺のAppleデバイスに向けて写真やファイルを転送できる「AirDrop」が用意されているが、NearbyはそのAndroid版と呼べそうな機能。数カ月以内にChromebookでも対応予定。

Share links, photos and more with Nearby Share on Android

Nearby Shareは、Bluetooth、Bluetooth Low Energy(BLE)、WebRTC、ピア・ツー・ピアのWi-Fiなど最適な転送方法を選択して、送信する。受信側が許可すれば、ファイルの転送が行なわれる。

スマートフォンの設定は、[Bluetooth]と[位置情報] がオンになっていることを確認。設定から、[Google]-[デバイス接続]-[周辺ユーザーとの共有] -[ON にする]をタップする。転送元と転送先のスマートフォンを近づけて、送信先を選択する。共有先は[すべての連絡先][一部の連絡先][非公開]から選択できる。

Google Pixelとサムスンのスマートフォンから対応を開始、順次対応製品を拡充していく。