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三井住友銀行とスマホ証券「ネオモバ」が連携強化。若年層の投資促進

三井住友銀行は、スマホ証券サービス「ネオモバ」を展開するSBIネオモバイル証券の株式の20%の株式を取得。スマホ証券サービスを強化する。

ネオモバは、SBIグループのスマホ証券サービスで、Tポイントを使った株式投資などに対応。今回のSBIネオモバイル証券と三井住友銀行の提携により、特に若年層向けの各種金融サービスを展開していく。

具体的には、両社の金融商品・サービスを相互に紹介。SBIネオモバイル証券の利用者に、三井住友銀行の外貨預金などを紹介するほか、三井住友銀行の利用者にネオモバを案内。両社顧客の中長期の資産形成をサポートしていく。

加えて、SBIネオモバイル証券の利用者に、三井住友銀行のファイナンス商品を案内。若年層の借り入れニーズに対応する。将来的には両社の強みを生かした共同製品の開発などに取り組む。

また、SBIネオモバイル証券と三井住友銀行間の資金移動について、相互に即時入出金できる仕組みを構築し、口座利用時の利便性を高める。両社の口座開設をスムーズに行なうための情報連携や、両社アプリ内での残高照会・自動振替など両社サービスの連携に向けた検討も進める。

この提携は4月に発表したSBIグループとSMBCグループの資本・業務提携契約の一環。三井住友銀行はSBI証券とも業務提携し、SBI証券利用者に三井住友銀行の相続関連サービスを紹介、三井住友銀行の店頭等で相続に関する相談が可能な体制を整備する。また、SBI証券と三井住友銀行間の入出金機能の強化等も検討していく。