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ヤマト、中古スマホでも補償するクロネコ「スマホもしも保険」

ヤマトホールディングス傘下のヤマトロジスティクスは、クロネコメンバーズを対象に、スマホ購入時でなくても加入できるクロネコ「スマホもしも保険」の提供を、6月29日より開始する。プランは月額200円と470円の2プラン。

スマホもしも保険は、商品購入後に保証サービスへの加入を希望する人や、メーカー保証期間が満了した人などを対象とした、破損や汚損などの事故によって生じたスマホの修理費用を補償する保険。クロネコメンバーズが対象となる。

提供の背景として、スマホ端末単体をECサイトや中古ショップで購入するニーズが高まっている一方、ショップによっては保証サービスがなく、メーカー保証期間が過ぎた中古スマホが破損や故障した場合、高い修理代を支払うケースが増えていることを挙げる。

またアンケート調査により、商品購入後に保証サービスに加入したいというニーズが高いことがわかったことから、スマホもしも保険の提供を開始したという。

プランとして、ライトプランとスタンダードプランの2つを用意。ライトプランの月額保険料は200円、スタンダードプランの月額保険料は470円。

ライトプランの補償内容は破損、汚損。1回の保険上限金額は5万円、自己負担額は3千円、保険期間通算共通支払上限額は10万円。対象者は中古・SIMフリー・MVNO利用者。

スタンダードプランの補償内容は、破損、汚損、水濡れ、故障、データ復旧、盗難・紛失。1回の保険上限金額は10万円、自己負担額は3千円、保険期間通算共通支払上限額は20万円。対象者はすべてのスマホ利用者。

対象スマホは保険会社が指定する新品または中古のスマホで、現在使用中のスマホでも外見上破損がなく、正常に動作すれば加入可能。一部の流通が希少な製品、販売から年数が経過している製品等は対象外。

申し込みは、クロネコメンバーズサイトのクロネコ スマホもしも保険申込専用サイトから行なう。

スマホが故障した際の修理に関する一連の手続きはヤマトグループが対応。ヤマトロジスティクスに電話をすると、最短当日に回収用の梱包資材が自宅に届く。修理窓口での受付後、7日から10日程度で修理されたスマホを届けるとしている。

保険募集代理店はヤマトロジスティクス、引受少額短期保険業者はMysurance(損害保険ジャパン100%子会社)。

今後はスマホ以外に、テレビ・冷蔵庫・パソコン・カメラなど対象商品を拡げることを検討する。