ニュース

学生の授業環境確保で、通信各社が支援策。50GB上限で無償化

新型コロナウイルスの感染拡大により、学生が自宅等において遠隔授業を受ける必要がでてきている。学生の通信環境によっては携帯電話の通信容量制限により、学習困難となるケースも想定され、総務省は電気通信事業者関連4団体に対し、学生の学習に係る通信環境の確保について要請を行なった。

NTTドコモは、25歳以下を対象に、50GBまでの通信料を無償化する「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」を実施。4月1日時点の契約者の年齢が25歳以下で、対象プランを契約している場合、4月と5月利用分の「スピードモード」と「1GB追加オプション」を、50GBを上限に無償化する

ドコモ、25歳以下を対象に50GBまで無料に

KDDIも、25歳以下を対象に50GB分までの利用料金やテザリングオプション利用料を無償化。対象プラン等は同社ホームページで案内している。期間は4月30日まで。

au、25歳以下のデータチャージは50GB以上とテザリングを無償に

ソフトバンクも、ソフトバンクとワイモバイルの25歳以下の利用者を対象に、追加データの購入料金を最大50GBまで無償化。また、ソフトバンクのスマホやタブレットのテザリングオプションの利用料金を無償化する。4月30日までだが、今後のコロナウイルス感染症の状況により、対象期間を延長する場合は、改めて告知する。

ソフトバンクとワイモバ、25歳以下に追加データ50GBまで無償提供