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凸版印刷、最短3日で地域情報を発信できるサービス

凸版印刷は、thee momentと提携し、スマホやタブレットなどで地域イベント情報などを多言語で簡単に配信できる多機能デジタルコンテンツサービス「UNLOCKS」を2月より開始する。価格は9,800円/月から。

訪日外国人向けの観光案内やコンテンツ配信ニーズの高まりを受けて開発されたもので、観光イベントや地域情報を配信するコンテンツを簡単に作ることができる。スタンプラリーやクイズ、クーポン、アンケート、スポット情報、コース案内など、地域の情報発信に必要な機能を利用できる。

従来、同様の情報発信をするには、アプリ開発やサーバー構築が必要で、開発期間や費用もそれなりに必要だった。UNLOCKSはそれらが不要で、最短3日で情報発信ができるという。

翻訳は自動翻訳で、対応言語は英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語。その他の言語もカスタマイズオプションで対応可能。

イベント機能として、QRコードを読み込むだけで参加できるポイントラリー機能や、オリジナルキャラ表示、クイズなどを備える。アンケートとクーポンによって利用者の情報を収集する機能も持つ。

ガイドマップ機能では、マップのデザインやスポットのピンデザインなどがカスタマイズできる。

価格は、マップのみ使用の「スタンダードアカウント」が9,800円から。マップとスタンプラリー、クーポン、アンケート機能を短期イベントに使用できる「イベントアカウント」が99,800円/60日間から。マップとスタンプラリー、クーポン、アンケート機能を長期に使用できる「特別アカウント」が40万円/年から(価格は要相談)

今後は、自治体や商業施設を中心に拡販し、2022年に関連受注を含め約10億円の売上を目指すという。