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Kyash Card、ICチップやタッチ決済対応で2020年初頭発行。上限100万

Kyashは、2020年初頭に次世代カード「Kyash Card」を提供を開始する。送金・ウォレットアプリのKyashなどを展開している同社だが、新しいKyash CardはICチップを搭載し、Visaタッチ決済に対応するほか、本人確認を経て決済上限金額が上がり、海外など幅広い場所での利用が可能になる。

Kyash Cardは、ネイビー、シルバー、ピンクの3色を揃え、カード番号やカード名義などは裏面に配置したシンプルなデザイン。ICチップや非接触決済機能を搭載したVisaカードで、表側にカード番号がないプリペイドカードは日本で初という。発行手数料は900円。

従来のKyashでは、リアルカードとバーチャルカードを用意しているが、リアルカードにはICチップがなく、利用シーンが限定され、月の利用上限も12万円だった。Kyash Cardでは、ICチップやVisaのタッチ決済などに対応し、利用シーンを拡大するほか、月の利用上限が100万円、1回あたりの上限が30万円に拡大される。一方で、発行には本人確認が必要になる。

Kyash Cardは、リアルタイムに利用履歴を反映。また、利用限度額の設定やスマホ上でのカードロック、割り勘や送金のスマホ完結などに対応する。

なお、Kyash Cardの発行にあわせて、現在のリアルカードはKyash Card Liteに名称変更。また、発行手数料も300円と有料になる。