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Google アシスタント、東京五輪で29カ国語リアルタイム翻訳対応

新国立競技場を視察するGoogleのスンダーピチャイCEO

Googleは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、Googleアシスタントのビジネス向け機能として日本語や英語を含む29カ国語をリアルタイム翻訳できる機能を提供する。

これにより、店頭でのスムーズな会話をサポート。「OK Google, 通訳になって」と声をかけるか、画面をタップするだけで、海外からの来訪者とのスムーズな会話をサポートできるという。

同機能を多くのビジネスに活用するため、2019年中にパイロットプログラムを開始。オリンピックの時期には、一般公開する。

Googleは無料のツールも提供。Google マイビジネスなどを活用すれば、Google 検索や Google マップで簡単に検索でき、登録したビジネスの情報は自動的に翻訳され、住所や営業時間、レビュー等が各国の言語で表示される。また、Google マップの新しい翻訳では、スマートフォンの Google マップアプリで行きたい場所を見つけてタップするだけで、日本語で場所や住所を読み上げてくれ、地名の読み方や日本語を話せない観光客にとっても、タクシーで行き先を伝えたり、道を聞きたい時に役に立つという。