ニュース

ファミマと帝人が提携。スーパー大麦を使った商品展開強化

スーパー大麦 梅ゆかり

ファミリーマートと帝人は、ヘルスケア分野における両社のさらなる発展を目的に、戦略的パートナーとして提携することを発表した。帝人のスーパー大麦「バーリーマックス」を使ったファミリーマートの商品展開を強化していく。

帝人は、ヘルスケアの事業において、医薬品・在宅医療の事業基盤をもとに、「未病」「予防」といった領域で機能性食品素材ビジネスに注力。

その中心素材であるスーパー大麦「バーリーマックス」は、一般の大麦に比べて約2倍の食物繊維量(大麦/押麦の約2倍、玄米の約7倍、白米の40倍以上)、約4倍のレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を含む非遺伝子組み換え大麦。3つの食物繊維(フルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチ)などの成分が、腸内での発酵速度の違いにより、段階的に腸の入口から腸内細菌が多く棲む「腸の奥」まで届くことが特長としている。

ファミリーマートでは、「健康」「満腹」「満足」をテーマに商品開発。高まる健康意識に対応するため、2017年から大手コンビニエンスストアでは唯一、スーパー大麦を中食商品に取り入れている。おむすびや弁当など、4種類に使用。女性を中心に支持され、9月で累計販売個数は1億個を突破したという。

スーパー大麦 しらすわかめ
明太しらすごはん(スーパー大麦入り)

12日よりスーパー大麦入りおむすびを購入すると、スーパー大麦入りおむすび30円引きクーポンを抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中。配布期間は25日まで、引き換え期間は12月2日まで。そのほか、よしもと芸人が14日間スーパー大麦入り商品を食べ続けるキャンペーンや、Twitterでのキャンペーンも実施する。

今後両社は、スーパー大麦を使った商品展開を軸に、キャンペーンなどの展開を通じ、高まる健康志向に対応した取り組みを行なうとしている。

帝人では、スーパー大麦での取り組みを第1弾として、帝人が取り扱う様々な機能性食品素材をファミリーマートの商品を通じて広く展開し、生活者の健康に貢献することを目指す。ファミリーマートにおいては、定番商品にもスーパー大麦を順次取り入れ、2020年度の販売個数2億食達成を目指す。

ファミコレ 大麦クランチチョコ 11月19日より発売。118円
ファミコレ 大麦入りベイクドポテト うましお味 11月19日より発売。110円
ラップスティック スーパー大麦と根菜チキン胡麻マヨ仕立て 11月26日より発売。249円