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東急と鹿島の竹芝再開発街区名称は「東京ポートシティ竹芝」

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東急不動産と鹿島建設は、共同で開発中の「(仮称)竹芝地区開発計画」の街区名称が「東京ポートシティ竹芝(TOKYO PORTCITY TAKESHIBA)」に決定したことを発表した。開業は2020年を予定。

東京ポートシティ竹芝の位置

東京ポートシティ竹芝は、オフィスタワーとレジデンスタワーにて構成。また、浜松町駅から竹芝駅・竹芝ふ頭までをつなぐ、全長500mの歩行者デッキを整備する。

オフィスタワーは、地上40階、地下2階、延床面積約18万m2の大規模複合施設。オフィスフロアは9階から39階に位置し、ソフトバンク、WeWork Japanの入居が決定している。

オフィスタワー 断面図

8階にはシェアオフィスやスタジオ、1階にはホールを設置。シェアオフィスは東急不動産が展開する会員制の「Business-Airport Takeshiba(ビジネスエアポート竹芝)」が開業する。

ビジネスエアポート竹芝

スタジオは、名称が「ポートスタジオ」に決定。企業の映像撮影等での利用を想定し、最大約250m2のスペースで、撮影スタジオとハウススタジオの設備を備える。

ポートスタジオ

ホールは、名称が「ポートホール」に決定。シアター形式で最大500名収容可能で、400インチワイドスクリーン2面と4K対応20,000lmプロジェクターからなる映像設備を常設する。

ポートホール

2階から5階には東京都立産業貿易センター浜松町館が入居し、また1階から3階の商業ゾーンには飲食店等19店舗が出店する。

商業ゾーン

レジデンスタワーは、一般賃貸住宅、サービスアパートメント、シェアハウスといった様々な形態の住居を計画する。

レジデンスタワー テラス

所在地は、東京都港区海岸一丁目20番9他。なお、近隣の竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地名称について、JR東日本が「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」に決定したことを、2月に発表している。