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折りたたみスマホ「Galaxy Fold」は、開くと7.3型、閉じると4.6型。auから

サムスン電子は、Galaxyブランドのスマートフォン新モデルとして、日本初という折りたたみ可能な“フォルダブルディスプレイ”を搭載した「Galaxy Fold」を、auから10月25日に発売する。

「Galaxy Fold」

有機ELの「Infinity Flex Display」で、 開けば約7.3型の大画面、閉じた状態でも約4.6型のスリムなスマートフォンとして使用できる。薄く柔軟性に富むディスプレイには、 素材に革新的ポリマーを採用。複数層を重ねることで、何度でも折りたためるタフな耐久性を実現したという。

左右対称に動くヒンジは、20万回の耐久テストを実施。「なめらかな折りたたみ動作を継続的に維持できることが証明されている」という。たたんだ状態のカバーディスプレイのままで、従来のスマートフォンのように電話やアプリが利用可能。さらに詳細な操作や映像鑑賞にはディスプレイを開いてタブレットのように使用と、用途に合わせて使い分けられる。

解像度はメインがQXGA+で、Dynamic AMOLED(有機EL)、カバーがHD+でSuper AMOLED(有機EL)。大画面を3分割してアプリを同時に表示できる。大画面でスポーツ観戦しながら、友人とリアルタイムでチャットしたり、同時に選手の情報をネットで検索したりと、マルチタスクが可能。

ダイナミックトーンマッピングと、 HDR10+に対応。「多彩な色調表現や鮮やかなコントラストが、よりリアルな映像表現を可能にする」という。また、目に有害なブルーライトを軽減する調整機能も搭載する。

メインカメラは広角、超広角、望遠の3つ、サブカメラにはセルフィ―用とRGBカメラ2つ、カバーカメラにはセルフィ―用1つの、合計6つのカメラを搭載。開閉状態を問わず、どのアングルからでもすぐに撮影できるほか、タップでフォーカス範囲を調節できる背景ぼかしや、123度の人間の視野角とほぼ同じ見たままの景色を撮影できるという超広角撮影も可能。手振れ補正機能も備え、4K動画の撮影も可能。

メモリは12GBで、512GBのストレージメモリを搭載。CPUはSnapdragon855 オクタコア2.8GHz/1+2.4GHz/3+1.7GHz/4。OSはAndroid 9 Pie。

ディープラーニング機能を搭載し、頻繁に使用されるアプリを最適なタイミングで自動起動しておくなど、 ユーザーの習慣に合わせた最適なパフォーマンスを発揮する。

2つのバッテリーを内蔵し、バッテリー容量を強化するだけでなく、過充電によるバッテリーの劣化も低減。ワイヤレス充電に対応するほか、別のデバイスにも充電できるワイヤレスパワーシェア機能も搭載。Galaxy WatchやGalaxy Budsを外出先でもチャージできる。バッテリー容量は4,380mAh。

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