楽天、ファッション通販強化へ。10月1日から「Rakuten Fashion」

「Rakuten Fashion」キービジュアル

楽天は、ファッション領域における新構想「Rakuten Fashion」を発表。ファッション関連事業者がワンストップで利用できる、オープンなプラットフォームの構築を目指す。あわせて、ファッション通販サイト「Rakuten BRAND AVENUE」のサービス名も10月1日から「Rakuten Fashion」に改める。

Rakuten BRAND AVENUEは、ファッションブランドショップが1,100以上参加する楽天内のファッション通販サイト。Rakuten Fashionへのリニューアルでは、サイトデザインをシンプルで洗練されたものにするとともに、各取り扱いブランドの成り立ちやコンセプトなど、ブランド・ストーリーを紹介するページを新設する。

これにより、参加ショップがブランドに込める想いをユーザーに伝えやすくし、ショップやブランドへの関心や理解を深め、ファッションの買い物を楽しめるサービスを目指す。元GINZA編集長の中島敏子氏がキービジュアルを監修、アートディレクターは平林奈緒美氏が担当する。

Rakuten Fashionでは、ファッション事業者向けにワンストップのデジタルソリューションを展開。楽天グループのアセットを活用し、需要予測、受注管理、決済などのシステムや、物流フルフィルメントサービス、海外販売支援サービスなど、商品の企画・生産から販売までを効率化するソリューションを提供する。これにより、日本国内のファッション関連事業者のデジタル化やEC化を支援する。

なお、楽天は2019年から「TOKYO Fashion Week」の冠スポンサーとなっており、10月から「Rakuten Fashion Week TOKYO」が開催される。