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Twitter、#世界自殺予防デー でリボンの絵文字表示

Twitter Japanは、9月10日の「世界自殺予防デー」に合わせ、国際自殺予防学会(IASP)のパートナーとして、世界自殺予防デーのシンボルであるオレンジ色のリボンの形をしたスペシャル絵文字を提供。ハッシュタグ#世界自殺予防デー #自殺予防週間をつけてツイートすると表示される。期間は、日本での「自殺予防週間」である9月10日から16日。

Twitterは、メンタルヘルスの取り組みには政府、民間、非営利団体全ての利害関係者間の連携が必要不可欠であるとしている。その取り組みの1つとして、Twitterは日本国内でも東京自殺防止センター(@tokyo9090)など、自殺予防やカウンセリングサービスを提供する組織と幅広くパートナーシップを結んでいる。

悩みを抱えた利用者に、メンタルヘルスに関する情報を共有し、必要な際には連絡し助けを求めるよう勧める、検索のサービス#ThereIsHelpを提供。Twitter上で自殺や自傷行為に関係する語句の検索を行なうと、検索結果の一番上に「あなたの思いをそのまま聞かせて」というメッセージとともに東京自殺防止センターへ助けを求めるよう勧める案内を表示する。

Twitter Japanがパートナーシップを結んでいる団体

東京自殺防止センター(@tokyo9090)
Mex(@Mex_information)
TELL(@TELLJapan)
宮崎自殺防止センター(@miyazakibousice)
大阪自殺防止センター(@SPC_OSAKA)
あいち自殺防止センター(@bwj_aichi)
BONDプロジェクト(@bond_project)
LightRing.(@NPOlightring)
OVA(@OVA0714)

#ThereIsHelpは、日本をはじめ、アメリカ、韓国、ブラジル、ドイツ、イギリス、アイルランド、スペイン、香港、オーストラリアで提供。パートナーシップを結んでいる団体には、「#AdsForGood」というTwitterの広告枠無償提供プログラムによる支援も行なっている。

またTwitterは、自殺願望や自傷行為の恐れのある利用者を見つけた場合の専用の報告フォームや、その報告をチェックする専門のチームを設けている。報告を受けた場合、対象のアカウントに直接連絡を取り、ネット上で利用できる支援や相談ホットラインを使って相談先を案内するという。また、自殺や自傷行為を防止するために参考になる情報をヘルプセンターで提供している。

Twitterは今後も世界中のパートナーシップや取り組みを通じ、現代社会における自殺や自傷行為という課題に対処するための継続的な努力を引き続き支援するとしている。