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Twitter、自殺防止の取り組みを強化

Twitterは9月10日の「世界自殺予防デー」に合わせて、自殺防止のための取り組みを強化したと発表した。

Twitterユーザーに対して自殺や自傷行為の防止に関する情報やサービスへのアクセスを提供し、認知の向上を図る試み。Twitterによれば、2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって人々に不安が広がり、自殺にいたる可能性があるという。

具体的な取り組みの内容としては、非営利団体向け広告支援プログラム「Ads for Good」を通して、地域のメンタルヘルス機関やNGOのキャンペーンを表示している。

また継続的に実施している施策としては、国際自殺予防学会(IASP)との連携を挙げており、9月25日までの期間、ハッシュタグ「#WorldSuicidePreventionDay」、「#WSPD」、「#WSPD2020」、「#SuicidePrevention」に世界自殺予防デーのシンボルであるオレンジ色のリボンマークを表示する。

日本においては9月10日から16日にかけて国や地方公共団体が「自殺予防週間」を推進しており、「#弱音を吐こう」、「#相談してみよう」などのハッシュタグに同様のリボンマークが表示される。

このほか世界各国のメンタルヘルス関連パートナーとの連携についてもアピールしており、自殺防止に取り組むアカウントを紹介している。