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2020年の年賀葉書は五輪デザインなど。“お年玉”は電子マネーで+1万円

日本郵便は、2020年(令和2年)用年賀葉書などを2019年11月1日から販売する。東京2020大会[寄附金付]年賀葉書など多くの年賀用葉書を発行するほか、お年玉賞品の一等「現金30万円」は電子マネーを選ぶと「31万円」になる。

東京2020大会[寄附金付]年賀葉書

年賀葉書1枚につき5円が寄附金となる、東京2020大会の寄附金付年賀葉書。宛名面には東京2020エンブレムを配し、くじ番号の間部分には、開催都市の装飾などにも用いられる「コアグラフィックス」をあしらっている。

(C)Tokyo 2020

絵入りは東京2020大会の舞台となるオリンピックスタジアムを描いたデザイン。特殊印刷は、東京2020マスコットの「ミライトワ」と「ソメイティ」の和服姿を描いている。特殊印刷は、限定100万枚。

寄付金入り年賀葉書や刀剣乱舞-ONLINE-年賀葉書も

地方版は、一部の地域限定で、地域の風物などが描かれた29種類をラインアップ。全国版は、干支のねずみを描いたデザインとする。

「スヌーピー」と「ディズニー」の年賀葉書も用意。また、アニメ、舞台、実写映画、ミュージカルなどで展開するゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーション年賀葉書(12枚1セット1,800円)の販売も決定。デザインや販売方法などの詳細は別途告知予定。

お年玉賞品は五輪開会式や電子マネーなど

東京2020オリンピックの競技観戦ペアチケットや、開会式または閉会式のペアチケットも登場する。開会式は2本、閉会式2本。競技観戦ペアチケットは181本。

また、1等賞品に電子マネーを用意。現金で受け取ると30万円だが、電子マネーだと31万円になる。2等はふるさと小包、3等はお年玉切手シート。

年賀状の引受開始日は2019年12月15日から。また、日本郵便では12月25日までの差出しを要望。12月26日以降12月28日までに差し出された年賀状も、「できる限り元日にお届けできるよう取り組む」としている。2020年用年賀葉書の当初発行枚数は、23.5億枚(対前年比約98%)。