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神戸市、楽天ペイを水族園・動物園・商店街で導入

神戸市は7月12日より、須磨海浜水族園にて「楽天ペイ」を導入。王子動物園、水道筋商店街、三宮本通商店街、新長田地区の商店街でも順次導入する。市内におけるキャッシュレス化の機運の向上を目的とした「キャッシュレス導入実証実験」の一環。実証実験期間は10月中旬まで。

須磨水族園での利用シーン

須磨海浜水族園で導入されたのは、スマホ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」のほか、クレジットカード決済や電子マネー決済にも対応する決済端末が貸与される店舗向け決済サービス「楽天ペイ(実店舗決済)」。

これにより利用者は、入園料の支払い等において、楽天ペイ(アプリ決済)を含む各種キャッシュレス決済が利用可能となる。これまで須磨海浜水族園では、現金および交通系ICカードのみに対応していた。

楽天ペイ(アプリ決済)での決済フロー

楽天グループではこれまで、楽天ヴィッセル神戸が運営する「ヴィッセル神戸」のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」において、2019年シーズンより完全キャッシュレス化を実施。また楽天と神戸市は、包括連携協定を結ぶなど、協力関係にあった。

神戸市と楽天ペイメントは、キャッシュレス実験の効果を検証することで、神戸市民をはじめとする利用者や加盟店が、キャッシュレス化による利便性や業務効率化といったメリットを感じられるよう、連携を一層強化し、各種施策に取り組むとしている。

なお神戸市では、PayPay、メルペイ、LINE Payとの実証実験プロジェクトも決定しており、実施環境が整い次第、順次開始するとしている。