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グランドセイコーからクオーツ式ダイバーウォッチが登場

セイコーウオッチは「グランドセイコー」から、200m防水を備えた本格クオーツダイバーズウオッチの限定モデル「SBGX339」を、6月8日より発売する。限定800本で、価格は44万円。また、レギュラーモデルとして「SBGX337」と「SBGX335」の2機種を同時に販売。価格は42万円。

SBGX339

限定モデル(SBGX339)は、ビビッドなイエローのダイヤルリングを特徴としている。最も強いコントラストの「ブラック×イエロー」の組み合わせにより、日常での視認性を高めている。一方で、水中においてはイエローカラーの波長は減衰し灰色に見えていくため、ダイビング時に必要な時分秒針とベゼルの情報だけを判読しやすいよう考えられているという。

レギュラーモデルのダイヤルカラーはブルー(SBGX337)とブラック(SBGX335)の2色展開。

SBGX337(左)、SBGX335(右)

このモデルの登場により、グランドセイコーのダイバーズウオッチのラインアップは、メカニカル・スプリングドライブ・クオーツ、全ての機構が揃う。今作はクオーツ式のため、グランドセイコーのダイバーズウオッチの中で最も薄い13mm。

ムーブメントは過酷な環境下でも精度が安定し、水中で見やすい太い針を回せるキャリバー9F61を搭載。ケースに縦筋目仕上げを施し、プロフェッショナルツールを感じさせるデザインに仕上げたとしている。

切り立ったベゼルと深いローレットは、素手でも、ダイビンググローブを装着した状態でも操作性を損なわないという。また、水中で邪魔にならないよう、操作頻度の少ないりゅうずは4時位置にセットされている。

限定モデルには、より過酷なダイビングの環境でも快適に使えるシリコンストラップが付属。汗や海水が抜けやすく水が溜まりにくい仕様、蛇腹状の部分は高い伸縮性を備えた構造で、実用性の向上を図っている。

外形寸法は43.6×13.0mm(外径×厚さ/りゅうず含まず)。ケース、バンドはステンレススチール製(SBGX339のみシリコンストラップ付属)。200m空気潜水用防水対応。耐磁性能は耐磁時計(JIS耐磁時計1種)。電池寿命は約3年。