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稲毛海浜公園をオーストラリアの砂で白い砂浜に

千葉市の稲毛海浜公園において、いなげの浜をリゾート感あふれる白い砂浜へと改修するための養浜工事が開始される。白砂は西オーストラリア州アルバニー産珪砂を使用。

稲毛海浜公園では、都市型ビーチなどのポテンシャルを最大限に活かすため、2017年8月にワールドパーク連合体と基本協定を締結。海辺を活かしたリニューアルを進めている。

工事ではまず、蘇我側に堆積している約26,000m3の砂を、侵食が進んでいる検見川側に盛り土し、いなげの浜の砂を均一にする。その後、砂浜の表層に約25,000m3の白砂を、全長1,200m×幅30m×厚さ0.7mで敷ならしする。

工事期間は4月15日から10月31日までで、日曜日は休止。いなげの浜は4月22日から工事完了まで閉鎖となり、夏期海水浴場の開設はない。また、砂の搬入ルートとなる野外音楽堂、想い出の森周辺の園路の一部の利用が制限される。稲毛海浜公園プール、磯の松原散策路は利用可能。