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愛犬の心を読み解くデバイス「イヌパシー」。ソニーFirst Flightで

バイオセンシング系スタートアップのラングレスは、「イヌパシー(INUPATHY)」のクラウドファンディングをソニーの「First Flight」にて開始する。期間は28日から2019年1月15日まで。イヌパシー1点と、プロのドッグトレーナーとイヌパシー開発者による60分WEBレッスンのセットで、価格は27,500円。

左からレッド、カーボングレー、カーキ

イヌパシーは、犬の心拍データの微細な変化と、自律神経の活性状態を分析し、愛犬の感情を5つのLEDの色で表示するハーネス型の犬用ウェアラブルデバイス。

電源ボタンを押して犬に着せると、心拍センサーで検出された信号が、リアルタイムで背中に装着されたデバイスに反映。LEDの色は緑色がリラックス、オレンジ色がドキドキ、虹色がハッピー、白色が好奇心、紫色がストレスを感じている状態を表し、その前後の変化を読み解くことで、愛犬と対話するような体験を得られるという。

またHRVシステム(独自技術による心拍変動解析)により、感情データ、心拍データ等とも専用アプリケーションによりスマートフォンなどの端末から確認できる。

カラーはレッド、カーボングレー、カーキの3色、サイズはSS、S、M、L、LLの5サイズから選べる。

クラウドファンディング期間中は、ソニー本社1Fのクリエイティブラウンジにて商品展示が行なわれる。展示内容はイヌパシーを着用した犬のマネキンで、愛犬を連れての入室は不可。

ソニーは、今回のクラウドファンディングを、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Seed Acceleration Program」("SAP")によるサービスの一環として、ラングレスのイヌパシーのさらなる認知向上と販売、新色とSSサイズの開発を後押しする場を提供している。