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JR横浜駅西口に「JR横浜タワー」。2020年にシネコン「T・ジョイ」や歩行者通路拡充

JR東日本グループは、2020年東京オリンピック前の開業を目指す横浜駅西口開発ビル計画の建物名称を「JR横浜タワー」(駅前棟)、と「JR横浜鶴屋町ビル」(鶴屋町棟)に決定した。

JR横浜タワーは、地上26階、地下3階。延床面積は98,000m2。同タワー内の商業ゾーンは、「NEWoMan横浜(1F~10F)」、「CIAL横浜(B3F~B1F)」、「T・ジョイ 横浜(8F~10F)」が複合された施設となる。12F-26Fはオフィスフロア。

T・ジョイ 横浜は、同社駅ビルでは初のシネコン。映画上映を核としながら、演劇などの実演や、最新の映像・音響システムを駆使したパブリックビューイングなどのコンテンツ展開、地元企業やコミュニティによる講演会やコンクールなどイベント利用を想定。また、JR横浜タワーに出店するショップとの連携による、弁当や各種惣菜、スイーツなど、食事を楽しみながらシネマを見る「FOODシネマ」を提案するという。全9スクリーンで、座席は約1,300席。

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JR横浜鶴屋町ビルは、地上9階で延べ床面積約31,500m2。駐車場施設「JR横浜パーキング(4F~9F)」に加えて、商業施設「CIAL横浜ANNEX(1F~3F)」、ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜(3F~9F)」、スポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜(2F~3F)」などの複合施設となる。

JR横浜タワーでは、新たに、南北連絡通路(B2F)、.横浜モアーズ(B1F)、JR横浜駅中央北改札内(B1F、 改札新設)と繋がることで、各鉄道路線や周辺施設、地下街、広場等への円滑な移動ルートを形成。駅周辺の歩行者ネットワーク、駅西口周辺の利便性向上に貢献するという。

歩行者ネットワーク
位置図

なお、JR横浜駅中央北改札内(B1F)との接続については、JR横浜タワーB1F(「CIAL横浜」フロア)に改札を新設する(交通系ICカード専用)。