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新たな空の輸送へ、ヤマトとベルが電動垂直離着陸機を開発
2018年10月12日 18:15
ヤマトホールディングス(YHD)と、米テキストロン傘下のベルヘリコプターは、将来の新たな空の輸送モードの構築に向けて協力することで合意。eVTOL機(電動垂直離着陸機)の実用化と、同機を活用した物流領域のグローバルリーダーを目指す。
ベルは、ポッド(外装式輸送容器)を搭載するAPT(Autonomous Pod Transport:自律運航型ポッド輸送機)の設計、開発、製造を主導。YHDは、幅広い物流業務におけるノウハウを活かしたポッドを開発する。両社は、2019年8月までに開発したAPTとポッドの飛行および機能デモンストレーションを実施する。
ベルのAPTは、テイルシッター型の電動垂直離着陸機にペイロードポッドを搭載。この電動垂直離着陸機は時速160km以上の速度で飛行し、小型機の最大積載量は7kg、大型機では453kgになる。APTの能力により、別次元の輸送サービスやオペレーション効率の向上が実現できるという。