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2019年6月27日   [PC周辺機器・アクセサリー]  [キーボード・マウスなど

スイッチのカチカチ感も楽しめる! スイッチテスター付きのキーキャップ引き抜き工具を試してみた

 今回紹介するアイテムは、「Kailh純正キーキャッププーラー DN-915715」。愛用キーボードのメンテナンスに欠かせないキーキャップ引き抜き工具だ。店頭価格は税抜き890円(税込961円)。

  • 「Kailh純正キーキャッププーラー DN-915715」
  • パッケージ

グリップ部分にキースイッチを搭載、スイッチの押下感を楽しめるキーキャップ引き抜き工具

 本製品はキーボードのキーキャップを引き抜くための工具である。つまり、いつもの上海問屋ネーミングルールから逸脱することなく、ただただ引き抜き工具だ。スイッチメーカー「Kailh」純正であることが、やや異なる部分だろうか。

 キーキャップ引き抜き工具として見ると、よく見るタイプと変わらず、先端部をキーボードの隙間に入れ、捻り、真上に引っ張り上げると、キーキャップを楽に引き抜ける。

 特別な点はなく、1度でも引き抜き工具を使用したことがあれば、問題なく扱えるだろう。また、はじめてのキーキャップ引き抜き工具であったとしても、躓く要素はほぼ皆無だ。

 用途としてはキーキャップの交換やキーボードの清掃に使用する。とくにゲーミングキーボードにおいては、ゴミが内部に溜まると押下感が変わったり、キー入力取得に問題が生じたりするため、定期的な清掃がオススメだ。

  • キーキャップを挟むようにして隙間に先端部を押し込む
  • それから捻って引き抜くだけ

 さて。本製品にはもうひとつ実用的であるかどうかは個人での判断となるのだが、趣味性の高い機能が用意されている。グリップ部分にキースイッチが搭載されており、スイッチの押下感を楽しめるのだ。搭載スイッチはKailhのトラディショナルメカニカルスイッチ赤軸(リニア)と茶軸(タクタイル)、青軸(クリッキー)の3つ。

 また、キースイッチのキーキャップの変更も可能なので、キーキャップを交換する際のフィーリングチェックにも使用できる。ただ高さが従来のキーボードより低いため、キーキャップ次第だ。そのため、何処でもカチカチできることと、見た目の面白さ、工具置き場での発見のしやすさがメインになる。

  • キーキャップを外した状態。側面に赤軸、頂部に青軸
  • もう一方の側面に茶軸。キースイッチ自体の取り外しは分解前提となっていた

 キーキャップ引き抜き工具に遊び心を加えた製品である。主立った用途での使いにくさはなく、グリップもしやすい。まだ手元にキーキャップ引き抜き工具がないのであれば、価格帯的にオススメだ。もちろん、予備の工具としても申し分ない。

Kailh純正キーキャッププーラー DN-915715(上海問屋)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=458876&lf=0

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