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これが次世代SNS ? 話題のYahoo!天気「みんなの投稿」使ってみた
2025年7月14日 17:08
Yahoo!天気の「みんなの投稿」が盛り上がっています。ユーザー同士で今の天気情報を地図上で共有できるもので、「晴れ/くもり/雨」といった天気情報のほかに一言を投稿できる仕様が人気を呼んでおり、「新たなSNSになるのでは」とも言われています。
ユーザー投稿は完全匿名なため、気軽に投稿できる点もウケている理由の1つ。投稿できるのは今いる場所のみですが、匿名なので特定される心配もありません。
Xで話題になったことをきっかけに投稿者が増えており、見かけた面白い投稿をスクショしてXにシェアするという流れもできています。Xでスクショを見かけたけど、元ネタはどこで見られるの? という人もいるのではないでしょうか。実際にYahoo!天気をインストールして、「みんなの投稿」を使ってみたので紹介したいと思います。
「みんなの投稿」は、スマホアプリ「Yahoo!天気」で利用できるもので、iOS、Androidどちらにも対応しています。
ホーム画面下部中央にある「雨雲」をタップすると雨雲レーダーが表示され、最下部のタブを「投稿」に切り替えると「みんなの投稿」が表示されます。表示地域に応じた投稿が表示されますが、地図を動かせばさまざまな場所の投稿が確認でき、外出先の天気情報もわかります。
Android版は時系列表示にも対応。ユーザーの天気投稿を表示した状態で下部のシートを引き上げると、最大で過去7日間の投稿をさかのぼって確認可能です。iOS版の時系列表示は今後対応予定としています。
投稿内容としては雨が続くときは「頭痛い」「偏頭痛やばい」など、気圧の変化で体調不良を訴える投稿もあり「今自分が頭が痛いのは気圧のせいか」など、体調変化のパラメータとしても利用できそうです。
自分が投稿したいときは左下の「投稿」ボタンをタップすると投稿画面に切り替わり、Yahoo!アカウントでログインすることで投稿も可能です。ログインの必要はありますが、投稿結果にはIDなどは表示されません。
天気状況は「晴れ/くもり/雨」などから選択でき、その下に任意で具体的な状況を投稿できます。
ここ数日でYahoo!天気が話題を集めるようになったのは、天気とはあまり関係ないコメントが影響しているようです。「お腹すいた」「3限眠い」など、何気ない一言を残す人が増えました。
とはいえ今の天気は必須で投稿するようになっているので、天気情報を確認しつつ、何気ないコメントを見るのは結構楽しく、かつてのTwitterみたいだなと思いました。また、自分が今いる場所の周辺で、誰かはわからないけど「みんなの投稿」を投稿している人が他にもいるというのはなんだか不思議なワクワク感があります。
完全匿名ゆえに投稿できる、地図連動のSNSというのは確かに「新たなSNS」となりそうです。
ただし、投稿画面には利用ルールや注意事項に関しての記載もあります。天気に関する虚偽投稿や、災害状況の確認を求めるなど命の危険が伴う行動を促す投稿はNGです。明らかに悪意のある行為や不正利用は厳しく対処すると書いてあるので、節度をもって投稿しましょう。
みんなの投稿にシェア機能はなく、数字で注目を集めるということがありません。投稿でバズろうと考える人がいなく、ただただ今思っていることを投稿したいといった人が多そうなのも気負いなく見ていられるポイントだと感じました。
「いいね」ボタンはありませんが、他の人の投稿に共感の気持ちを伝えたいときは、コメント下部に「参考になった!」ボタンがあるのでそれをタップする人も多いようです。
もちろん本来の機能である天気情報という点でも便利に使えます。お天気アプリ単体でも便利ですが、プラスアルファとしてコメント機能も注目を集めており、これからさらに盛り上がりそうです。










