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加熱式たばこが10月値上げ。IQOS・glo・プルームテック

10月1日の加熱式たばこに係る課税方式の見直し等に伴い、フィリップ モリス ジャパン、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン、JTが一部銘柄の値上げを発表しています。どういった銘柄がどのくらいの値上げとなるのか見てみましょう。

値上げされるのは、IQOS、glo、プルームテックといった加熱式たばこ用スティックおよびカプセルで、IQOS、プルームテックは10月1日、gloは11月1日に実施されます。ただし、各社とも値上げは一部に留めており、値上げされない銘柄もあるので、銘柄やデバイスの乗換えの機会になるかもしれません。

IQOS用は値上げ、IQOS ILUMA用は据え置き

フィリップ モリス ジャパンが展開する加熱式たばこには、IQOS(以下、旧IQOS)とIQOS ILUMAがありますが、10月に値上げされるのは、旧IQOS用の「マールボロ」ブランド、および「ヒーツ」ブランドです。マールボロは現行580円から600円に、ヒーツは現行530円から550円に値上げされます。

旧IQOS用のマールボロは20円の値上げで600円に

IQOS ILUMA用の「テリア」ブランドと「センティア」ブランドは、それぞれ580円、530円のまま、価格据え置きとなります。

glo用は値上げ、glo hyper用のケントやラッキーは据え置き

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンが展開する加熱式たばこには、スティックが細いタイプのgloと、太いタイプのglo hyperがありますが、11月に値上げされるのは、glo用の「ネオ」、「ケント・ネオスティック」、glo hyper用の「ネオ」の一部、「クール・エックス・ネオ」です。ケント・ネオスティックは30円、それ以外は20円の値上げとなります。

クール・エックス・ネオ(glo hyper用)は20円の値上げで540円に
価格改定予定の銘柄

価格据え置きとなる銘柄は、glo hyper用のケント・ネオスティックや「ラッキー・ストライク」ブランドなどです。

価格据え置き銘柄

【更新】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの価格改定日が11月1日に決定したため、記事を更新しました。

JTはプルーム・テック用と一部プルーム・エス用を値上げ

JTが展開する加熱式たばこには、プルーム・テック、プルーム・テック・プラス、プルーム・エックス/エスがありますが、10月に値上げされるのは、プルーム・テック用14銘柄とプルーム・エックス/エス用3銘柄です。プルーム・テック用は現行570円から580円に、プルーム・エックス/エス用はキャメルの3銘柄が現行440円から460円に値上げされます。

メビウス・プルーム・テック専用は10円の値上げで580円に
価格改定予定の銘柄

プルーム・テック・プラス用およびプルーム・エックス/エス用の多くの銘柄は、価格据え置きとなります。