いつモノコト
マグネット内蔵でケーブルが絡まらない CIOの「スパイラルケーブル」
2026年4月26日 09:15
外出先でノートPCやスマホを充電するとき、ケーブルの取り回しに地味なストレスを感じる場面があります。ポーチの中で絡まったり、短いケーブルだとカフェの席によっては電源まで届かなかったり。かといって1m以上のケーブルをそのままバッグに放り込むと、使わないときにかさばります。
筆者も長らくバンドやケーブルクリップで束ねて持ち歩いていましたが、取り出すたびにほどいて、使い終わったらまた巻いて留める作業がちょっとした手間でした。面倒くさがって適当にまとめてポーチに突っ込むと、次に取り出すときに後悔します。
そこで試したのがCIOの「フラットスパイラルケーブル」と「フレックススパイラルケーブル」の2本。どちらもマグネット内蔵で、バンドを使わずにまとまります。
2本の共通点と違い
共通スペックから触れると、どちらもUSB-C to Cの1mケーブルで、USB 2.0の通信とPD 3.1 EPRによる最大240Wの給電に対応します。価格はAmazonでそれぞれ1,980円。240Wまで通せるケーブルがこの価格なのは、なかなかリーズナブルだと感じます。データ転送速度はUSB 2.0相当(480Mbps)なので、充電メインで使うぶんには困りません。
違いは素材と復元力です。フラットスパイラルケーブルはブレイデッドナイロン素材で、手を離すと引き合って巻取り式ケーブルのように自動で戻ります。復元力が強めで手を離せば勝手にまとまります。一方のフレックススパイラルケーブルはTPE素材で、軽く巻いてマグネットを合わせると薄い円盤状にまとまります。こちらは1mをフルに伸ばしても縮もうとする力は弱いです。
どちらもマグネットを内蔵しているので、金属面にそのまま貼り付けて置いておくこともできます。筆者は試しにブックエンドに貼り付けてみましたが、デスクの脚やPCスタンドなど、ちょっとした置き場所としても使えそうです。
片付けの楽さが光るフラットスパイラルケーブル
フラットスパイラルケーブルは、しっかりした編み込みナイロンの手触りが気持ちいいケーブルです。まとまった状態でもかさばらず、ポーチの隙間にもすっと収まります。
一番の特徴は片付けの楽さ。ケーブルを引っ張って使い、終わったら手を離すだけで勝手にまとまります。バンドで留めたり、くるくる巻いたりする一手間がなくなるのは想像以上に快適でした。
とはいえ、この復元力はそれなりに強いため、ケーブルが常に縮もうとする感覚があります。ワイヤレスイヤフォンのような軽いデバイスを充電すると、本体が引っ張られて動いてしまうこともありました。スマホ程度であれば引っ張られることはありません。
取り回し重視ならフレックススパイラルケーブル
フレックススパイラルケーブルは、ゴムのような柔らかい触感のTPE素材で、フラットスパイラルケーブルとは対照的に復元力は控えめ。1mをフルに伸ばしても戻ろうとする感覚はほとんどありません。軽いデバイスの充電でも端末が引っ張られる心配なく使えます。
片付けるときはケーブルを軽く巻いてマグネットを合わせれば、薄い円盤状にまとまります。フラットスパイラルケーブルのように手を離すだけで完結はしませんが、ひと巻きする動作と引き換えに、取り回しの自由度が手に入るという印象です。
ケーブルの持ち歩きが少し快適になった
2本を使い比べた結論は、用途で選び分けるのが一番ということ。外出先で充電したらすぐにしまう、という使い方がメインなら手を離すだけでまとまるフラットスパイラルケーブル。スマホを触りながら充電したり、イヤフォンなどの軽いデバイスを充電することが多いならフレックススパイラルケーブルが向いています。240W給電はどちらも共通なので、充電性能では差がつきません。
正直、ケーブルの持ち歩き問題は我慢すればいい程度のことだと思っていました。それでもバンド不要でまとまるケーブルを使い始めてみると、取り出すたびにほどく動作が消えただけで、外出時のストレスが一段階軽くなった実感があります。どちらも1,980円と手が出しやすい価格なので、ケーブルの持ち歩きがちょっと面倒だと感じている方は、自分の使い方に合う方から試してみるとよさそうです。











