いつモノコト

「子乗せキャリーケース」を使って3年 買って良かったと心の底から思う

子供との旅行用に「子供が乗れるキャリーケース」というものを3年前に買いました。帰省や旅行などで年に4回くらい使う機会がありますが、その度に買って良かった~~~と心の底から思うので紹介したいと思います。

子乗せキャリーケースは特定のメーカーが販売しているというわけではなさそうで、Amazonや楽天市場で「子乗せ キャリーケース」と検索するとたくさん出てきます。購入時の価格は14,800円で、大体どこのショップもそれくらいの価格で販売しています。

筆者が購入したのは(おそらく)最もスタンダードな形状で、新幹線の改札や空港などで同じ形状のキャリーケースに乗っている子供もよく見かけます。

容量は65Lで、大人2人幼児1人の3人分であれば3泊くらいの荷物が入ります。2泊は余裕で、3泊の場合は大人の着替えなどを少なめ・薄手にするなどの工夫で乗り切れる感じでした。なお、対象年齢は3~12歳とされています。

容量65L
大人2人幼児1人の3人分であれば3泊くらいの荷物が入ります

なぜ子乗せキャリーケースが良いのかというと、我が家の場合、帰省先や旅行先は車やバスでの移動が多く、ベビーカーを持って行かないため。新幹線や飛行機に乗るまでは子供に歩いてもらうのですが、絶対にどこかで抱っこを要求されます。

大人が2人いても1人はキャリーケースを運ぶ係になり、もう1人が子供の抱っことなると手が空かずなにかと不便なのです。そこでこのキャリーケースの出番なのですが、もう見た目だけで子供は大興奮。荷造りのために家の中で広げようものなら、勝手にファスナーを閉じて今すぐにでも乗りたい!!! と言われます。

ということでこのキャリーケースは、子供が絶対に乗ってくれるので移動がかなり楽になります。特に親1人子1人の旅行はハードルも上がりますが、このキャリーケースのおかげで乗り越えられたことが何度もありました。

子供が乗るのでその分重さは掛かり、一般的なキャリーケースよりは動かしづらいですがそんなに大変ということもなく、無理なく走行させられます。電車に乗るときなどは、子供がキャリーケースから落ちないように少し注意が必要です。

なお機内持ち込みはできないので、飛行機を利用する場合はカウンターで預ける必要があります。新幹線の荷台には載せられました。

ベルト付き
どこでも楽しんで乗ってくれます

対象年齢は3~12歳となっていますが、4歳(体重15kg)の子供を乗せていると結構重く感じるので、10歳を超えての使用は難しいのではという印象。そもそも子供が歩きたがらないのは未就学児くらいまでだと思うので、適齢期としてはそれくらいだと思います。一応、耐荷重は50kgとされています(本体重量は4kg)。

このキャリーケースを使っていて面白いのが、大きなターミナル駅などで同じキャリーケースに乗っている子供とすれ違ったとき。必ずと言っていいほど子供同士が目を合わせ、なにか通じ合っているっぽい雰囲気が漂います。

また、電車に乗っているときは珍しさもあるのか周囲から見られることも多く「可愛い~」と声を掛けられます。乗っている息子は大体ドヤ顔をしており、本当に嬉しいのが伝わってくるのです。ゴールデンウィークも目前ですが、お出かけの予定がある子育て中の人にぜひおすすめしたい一品です。

西村 夢音