いつモノコト

大風量と上質感が嬉しい リズムのハンディファン

半袖シャツがアップを始める季節となりました。そろそろ冷房の試運転もしておきたいものです。そんな中、ガジェット好きの心をくすぐるハンディファン「リズム Silky Wind Mobile 3.1」を買ったのでご報告します。

これはクロック(置き時計)などで知られるリズムの製品で、独自の「2重反転ファン」による大風量をアピールしています。時計メーカーがなぜ扇風機? と思いましたが、同社Webサイトによると、クロックで培った省電力技術の応用で、本当に涼しい風が出るUSB電源式の小型扇風機を作ろうと考えたのだそうです。

そして肝心の2重反転ファンは、USB電源で回せる小さな羽根でも強い風を出せるように、船のスクリューに着想を得たとありました。後ろのファンで空気を集め、それとは逆に回転する前のファンで筒状の風を作り出すとのこと。もうこのストーリーを知るだけで、冬でも買ってしまいそうな勢いです。

Silky Wind Mobile 3.1(9ZF036RH)ライトグレー
前後に2つの羽根があり、それぞれが逆方向に回転する

箱から取り出してみると、シンプルなハンディファンとしては少し高級な価格(Amazonで2,980円)にふさわしい上質感に嬉しくなりました。いわゆるハンディファンにはもれなくチープなイメージがあったのですが、これは色味や表面仕上げが行き届いており、角度調節部分を動かす時のトルクも一定。オトナな洗練度があります。電源ランプが白いLEDなのも高見えポイントです。

操作部はワンボタンでシンプルそのもの。1秒間押すと電源が入り、弱の風量で始動します。以降は押すごとに弱→中→強→ターボ→電源オフと切り替わります。どの風量の状態でもボタンを長押しすると電源オフです。

電源は内蔵バッテリー式で、USB Type-C端子から充電します(USB Type-A→Type-Cケーブルが付属)。6時間で満充電となり、弱で約10時間、ターボで約30分動作すると記載されています。

この記事の執筆にあたり、立ち寄った家電量販店に展示されていたハンディファン数機種を触ってみました。2重反転ファン採用の効果なのか、似た形状とサイズ感のハンディファンの中では、これの最大風量が一段強いように感じました。

本製品はハンディ(手持ち)、ハンズフリー(首掛け)、デスク(卓上)の3通りの使い方に対応します。ゴム脚が備わっているので卓上使用時も安心感があります。動作音は、もちろん静かな室内では耳に付きますが、人の動きや話し声のあるオフィスぐらいになればさほど気にならないでしょう(特に、弱・中の場合)。

付属のネックストラップを装着。長さ調節機構と安全パーツが備わる
卓上設置のイメージ。首の部分で角度が変えられる
グリップ部分の背面にゴム脚が備わる

実はこの製品、昨年も買いたいと思ったのですが、欲しくなった頃にはもう遅く、定価を超える販売価格になっていたためスルーしました。今年は運良く間に合ったのですが、これまた幸いなことに2024年モデルにアップデートされていました。Amazonで2,980円で、カラーは3色のうち、ライトグレーを選びました。

ただ風が出るだけのハンディファンなら、こうして飛びついて買うことはなかったでしょう。この製品の“2重反転ファン”という特徴に魅力を感じ、質感高いシンプルデザインを気に入っています。それゆえに持ち出す機会も増え、比例して活躍の場も多くなりそう。5月にして、心はすでに「真夏日どんとこい!」であります。

夏は小さいバッグで身軽に出かけたいところ。カラビナの出番ですね
去年は買えず……リズムのハンディファンは大風量&質感に満足。2024年モデルを購入
鈴木 誠

ライター。デジカメ Watch副編集⻑を経て2024年独立。カメラのメカニズムや歴史、ブランド哲学を探るレポートを得意とする。インプレス社員時代より老舗カメラ誌やライフスタイル誌に寄稿。ライカスタイルマガジン「心にライカを。」連載中。日本カメラ財団「日本の歴史的カメラ」審査委員。趣味はドラム/ギターの演奏とドライブ。YouTubeチャンネル「鈴木誠のカメラ自由研究」