いつモノコト

1万円以下の激安プロジェクターが予想以上に使えた

GooDee W80 プロジェクター

ついにホームシアターデビューを果たしました! ただし、4桁円の激安プロジェクターで、です。プロジェクターは以前から物色していたのですが、据え置き型で10万円から20万円、ポータブルで5万円から10万円と、手軽に購入できない価格でした。

ディスカウントショップにて、1.5万円程度で販売されている怪しげな商品(失礼)の購入に抵抗があったところ、1万円以下で販売していたAmazonセールにまんまと乗せられた次第です。外出自粛にも後押しされました。

購入したのは、GooDeeの「W80」プロジェクター。商品紹介のページの妙な日本語や独特なアイコンなどで不安になりましたが、GooDeeは、オーディオ・ビジュアル分野で、10年以上の実績。中国 深センを拠点としており、直販サイトのほか、Amazon USAでの販売も行なう会社でした。

結論からいうとW80、非常に満足しています。リモコン、HDMIケーブル、コンポジットケーブルも同梱されており、小型サイズ(約20×14×7cm)で持ち歩きも可能。コストパフォーマンスが高くオススメです!

電源投入から映像投影までの時間は短い

ストリーミング機器、パソコン、ゲーム機、DVDプレーヤーなど多くのデバイスは、HDMI接続で問題ないでしょう。電源投入から映像投影までの時間は短くストレスがありません。

しかし、ズームなし、左右の歪み補正なし、上下の歪み補正は期待できない、とスパルタンな仕様。希望の投影サイズになる位置まで本体を移動し、可能な限りスクリーンと並行に設置するのが基本です。

ズームの機能はない。レンズ手前のダイヤルを回してピントを合わせる。上下の歪みは補正できるがイマイチ。スクリーンと本体は並行に設置するのが基本
80インチ程度のサイズのイメージ。壁紙に直接投影している
映像に集中したいときは部屋の照明を暗くしておく

残念ながら部屋が暗くないと映像が不鮮明。といっても、自宅でプロジェクターを利用する目的は、映画鑑賞がほとんどでしょうから、特に問題になりませんよね。また、流行のオンライン飲み会などにも重宝します。実物よりも顔が大きいくらいで楽しめます。こちらの用途も映像の鮮明さは求めていません!

注意点が2つ。
1.内蔵スピーカーが貧弱。音響重視ならアンプの利用をおすすめします。
2.実解像度が800×480p。100インチ以上のサイズではモヤモヤします。特にExcelのような細かい作業は無理。プレゼンならなんとかなりそうです。

40インチ程度のサイズでパソコンの画面を投影したイメージ。細かな作業は難しい
入力端子:HDMI、VGA、コンポジット、USB、SDカード、出力端子:オーディオ出力、USB 5V(電源用)

本体裏の三脚ネジ穴がかなり便利。本体重量は1kg程度でミニ三脚でも安定します。例えば、レンズを上向きに設置して天井に投影することも可能。映画を見ながら寝るのは贅沢なものです。壁に投影スペースがなくても、天井には余裕があるのではないでしょうか。お子さんの寝かしつけなどにも有用ですよ。

一般的なカメラ用の三脚に固定
レンズを上向きに設置すれば天井に投影可能
天井に投影するのも悪くない

伊井タカシマ