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KDDI、次世代スターリンクで高速通信・音声通話へ アジア初

KDDIは、衛星とスマートフォンを直接つなぐ「au Starlink Direct」について、SpaceXと次世代衛星「Starlink Mobile V2」のサービス提供契約を締結した。Starlink Mobile V2の導入はアジアで初。これにより携帯電話の圏外エリアでも高速なデータ通信や音声通話(VoLTE)を利用できるサービスを、2027年内に提供することを目指す。

au Starlink Directは、SpaceXの衛星通信網「Starlink」とスマートフォンを直接接続するサービス。現在はメッセージの送受信や対応アプリによるデータ通信などを限定的な用途として提供しているが、次世代衛星の導入によって、日常的なスマートフォン利用に近いブロードバンド通信へ機能を拡大する。

Starlink Mobile V2は、第1世代の衛星と比べてアンテナを大型化。衛星1基当たりのスループットを約20倍に高めるほか、より多くの通信ビームを利用することで、約100倍のデータ密度を実現するという。通信容量や速度を大幅に向上させ、地上の携帯基地局が届かない地域でも利用しやすい通信環境の構築を目指す。

これによりKDDIは、山間部や離島など地上の携帯基地局が届かない場所でも、より高速で実用的な通信環境を提供できるようにする。

KDDIは今後、SpaceXとの連携をAI分野にも拡大する方針で、衛星通信とAIを組み合わせた次世代インフラの構築を進めるとしている。

なお、NTTドコモは「Starlink Mobile V2」を使ったサービスを2028年度から開始すると発表している。