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浦和駅西口複合施設「浦和カルエ」竣工 住宅・商業・市民会館

浦和駅西口で開発が進められている複合施設「浦和カルエ」が竣工した。住宅・商業・公共公益機能で構成される。ビックカメラが同施設への出店を発表しており、同店は秋のオープンを予定している。

浦和駅西口南高砂地区市街地再開発組合と参加組合員の野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業が発表した。

所在地はさいたま市浦和区高砂1丁目10番1号で、JR浦和駅から徒歩3分。地上27階・地下2階の西棟と、地上6階・地下2階の東棟で構成される。施行地区の面積は約1.8ha。

開発地区は浦和駅西口広場に面し、商業や文化機能、都市型住宅として好立地ながら、有効活用されてこなかった。また、地区の中央部は1963年に駅前広場が都市計画決定されて以降、建替えが進んでおらず、老朽化した耐震性や耐火性の問題のある木造家屋、狭隘な道路、接道不良の宅地、下水道未整備の宅地、未利用地が存在していた。

再開発事業は、駅前広場や都市計画道路などの公共施設の整備、建物の機能更新による不燃化と土地の有効利用を図るとともに、商業・業務機能、公共公益機能、都市型住宅を一体的に整備する計画で進められた。

住宅部分の名称は「URAWA THE TOWER」。地上6階から27階に、全525戸を整備する。間取りは1LDK~4LDK、専有面積は40.43m2~120.19m2

商業・業務施設は地下1階から地上4階の低層部に整備。駅前広場や主要道路に面して配置することで、来街者や周辺利用者の利便性向上につなげる。また駅前エリア全体の回遊性向上を図り、建物内部に地区南北をつなぐ通路を設け、施設の営業時間内に歩行者が通り抜け可能な動線とする。なお、ビックカメラは地下1階~地上2階で展開する予定。

公共公益施設は、浦和駅西口から徒歩10分ほどの場所にあった「市民会館うらわ」を浦和カルエ内に移転する形で、2027年の開館を予定している。さいたま市の発表によれば、大ホール、中・小ホール、スタジオ 、 展示室、集会室などを備える。

市民会館の愛称は「Urawa U Hall(ウラワユーホール)」。浦和の頭文字である「U」、英語の「あなた(You)」、「遊」の音読みを掛け合わせている。愛称はさいたま市が実施した公募および市民投票により決定した。愛称の候補にはそのほか「Charmale URAWA(シャルモーレウラワ)」「Culcion HaLL(カルシオンホール)」「fascino URAWA(ファシノウラワ)」「かなとホール」があった。

街区名称にある「カルエ」は、「culture(文化)」と「education(教育)」を組み合わせた造語。浦和は文教都市として発展してきたという考えから、歴史と文化を礎としながら新しい時代の都市文化を発信する拠点となることを目指し、文化と学びが重なり合い、次の価値を生み出す場であることを表現している。