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フジHDとSBIグループが戦略業務提携へ “感情経済圏”構築を目指す

SBIグループとフジ・メディア・ホールディングスは、メディア・コンテンツ領域における資本戦略的業務提携に向けた協議・検討を開始した。新たな“感情経済圏”の構築を目指すとしている。

SBIホールディングスとSBIネオメディアホールディングス(NMH)、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)が提携。それぞれが有する事業基盤、メディア・コンテンツ領域における知見、顧客接点、デジタル技術、投資・金融機能などを相互に活用し、両グループの企業価値向上のための協業を検討していく。

具体的な連携領域は、コンテンツ・IP関連領域、リアルイベント・地域活性化、デジタルサービス・顧客接点、コンテンツIPを活用した広告・マーケティング、コンテンツ・IPのST(セキュリティトークン)化を含む新たな流通形態など。

コンテンツ投資では、SBIネオコンテンツファンドへの出資可能性や、コンテンツファンドにおける投資先の選定において両グループの知見を活用する。コンテンツ・IPを活用した広告・マーケティング領域での連携も予定している。

リアルイベントでは、FMHの大型イベントの企画制作力と、SBIグループの金融機能、SBI NMHのネオメディア生態系が有する音楽イベント、ファッションイベント、タレント、SNSマーケティング、地域活性化関連機能を組み合わせ、新たな事業創出を目指す。

デジタルサービス・顧客接点では、SBIグループが構想・開発を進めるスーパーアプリ「SBI金融エージェント」など各種デジタルサービスとの連携可能性について検討。金融サービスのほか、情報収集、学習、エンタテインメント、イベント参加等をシームレスに体験できる新たな顧客接点の創出を目指す。

コンテンツ・IPのST化を含む新たな流通形態では、コンテンツ・IPへの資金供給手段の多様化などで、SBIグループがもつセキュリティトークン、ブロックチェーン、デジタルアセット関連の知見を活用する。

SBIグループでは、感情の循環から生まれる新たな経済基盤を「感情経済圏」と位置づけ、金融サービスと投資機能、AI、Web 3基盤と接続し、コンテンツやIPを起点とした新たな経済圏の形成を目指す。

今後、両グループで体制を整備し、定期的な協議を通じて連携施策の具体化を検討していく。なお、現時点では、具体的な提携内容や対象事業、出資の有無、出資時期・金額、個別サービスへのコンテンツ提供などの詳細は決定していない。