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パチンコ業界もキャッシュレス 「PPPAY」導入準備完了

PPPは、パチンコホール向けキャッシュレス決済サービス「PPPAY」の提供準備が完了したと発表した。具体的な提供開始日や導入店舗は明らかにしていない。Visa・Mastercardブランドのデビットカードおよびプリペイドカードで、ホール内カウンターにおいて玉・メダルの貸与を受けられる。

利用者は、事前にPPPAYアプリで本人確認とカード登録を行なう。来店時にカウンターで登録済みカードを使って決済することで、現金を持参していない場合でも遊技を継続できる。現金をアプリにチャージする仕組みではなく、あくまでキャッシュレスで玉・メダルを貸与する追加的な決済手段と位置付けられている。

パチンコ・パチスロ業界では現金利用が中心となってきたが、日常生活でキャッシュレス決済が広がるなか、PPPAYはホール向けの新たな決済インフラとして開発された。現金をあまり持ち歩かない若年層や、カード決済を前提とする訪日外国人客への対応、ホール運営の効率化などを見込む。

一方で、ギャンブル性のある遊技におけるキャッシュレス化には使い過ぎへの懸念もある。PPPAYでは、1日あたり2万円、1カ月あたり8万円の利用上限を設定。登録できるカードも本人確認済みの1枚に限定し、複数カードによる上限超過を防ぐ。利用履歴や月間利用額はアプリ上で確認でき、家族からの申請による利用停止にも対応する。

不正利用対策として、eKYCによる本人確認、3Dセキュア、PCI DSS準拠のデータ管理、生体認証、独自認証基盤「RC-Auth」を組み合わせる。20歳未満の利用防止にも対応する。

また、クレジットカード現金化への対策として、利用規約で禁止事項を定めるほか、利用状況のモニタリングや不自然な利用パターンの分析、ホール側との連携確認を実施。短時間での過度な精算などが確認された場合は、利用停止や調査対応を行なうとしている。

利用者側にはシステム利用料として5%が発生する。ホール側については、既存設備との連携を前提に大規模な設備投資を不要とし、ホール負担率は0.25%、決済代金は月3回精算。