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ChatGPT、“正確性”を向上した新デフォルトモデル「GPT-5.5 Instant」
2026年5月6日 12:19
OpenAIは5日(米国時間)、ChatGPTの新たなデフォルトモデル「GPT-5.5 Instant」を提供開始した。従来のGPT-5.3 Instantから切り替えて、すべてのChatGPTユーザー向けに展開する。
GPT-5.5 Instantでは、回答の事実の正確性が向上し、特に正確性が求められる分野で大きく改善している。OpenAIにおける社内評価では、医療、法律、金融などのプロンプトにおいて、GPT-5.5 InstantがGPT-5.3 Instantと比較して、誤った主張を52.5%削減した。また、ユーザーが事実誤認として報告した難易度の高い会話においても、不正確な主張を37.3%削減している。
日常的なタスク全般において高い能力を発揮。アップロードした画像や写真の分析、STEM関連の質問への回答、ウェブ検索を使うべきタイミングの判断の改善などが行なわれる。
また、モデルの回答もより簡潔で的を射たものとした。「同僚におしゃべりをやめてほしい」とどう伝えればいい? という質問については、GPT-5.3 Instantとの比較で、単語数を30.2%、行数を29.2%削減しながら、応答の口調が適切で、より説得力があるという。
GPT-5.5 Instant is starting to roll out in ChatGPT.
— OpenAI (@OpenAI)May 5, 2026
It’s a big upgrade, giving you smarter, clearer, and more personalized answers in a warmer, more natural tone.
And it's also more concise, which we heard you wanted. We think you'll love chatting with it.pic.twitter.com/HSQOhjqxp7
さらに、5日のChatGPTのアップデートにより、過去のチャットやファイル、Gmailからのコンテキストをより効果的に活用できる「memory sources(メモリーソース)」に対応する。これにより、より自分に関連性の高い回答を得られるようになるという。
GPT-5.5 Instantは、すべてのChatGPTユーザー向けに提供を開始。APIではchat-latestとして提供される。有料契約者の場合、GPT-5.3 Instantはモデル設定からアクセス可能で、3カ月間は利用できるが、その後提供を終了する。過去のチャット、ファイル、連携したGmailに基づくパーソナライゼーション機能は、Web版のChatGPT Plus/Proユーザー向けに提供を開始し、まもなくモバイル版でも利用可能となる。今後数週間以内に、Free、Go、Business、Enterpriseプランにも順次拡大予定としている。



