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アップル、ティム・クックCEOが退任 次期CEOはジョン・ターナス氏

ジョン・ターナス氏(左)とティム・クック氏(右)

アップルは20日(米国時間)、CEO交代を発表した。2026年9月1日付で、ティム・クック氏が取締役会会長となり、ハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのジョン・ターナス氏が次期CEOに就任する。

ティム・クックCEOは、スティーブ・ジョブズ氏の後を受け、2011年にCEOに就任。以来、15年にわたりアップルをリードしてきた。その間、Apple Watch、AirPods、Apple Vision Proなどの新カテゴリーの製品や、iCloud、Apple PayからApple TV、Apple Musicなどのサービスの導入を指揮。ティム・クック体制では、アップルの時価総額は約3,500億ドルから4兆ドルへと1,000%以上増加し、年間売上高も2011年度の1,080億ドルから2025年度は4,160億ドル超へと、ほぼ4倍に拡大している。

クック氏は、夏の間は引き続きCEOとしての職務を担い、その後も執行会長として、世界各国の政策立案者との対話など、会社の特定の業務を支援していく。

ジョン・ターナス氏のCEO就任は、取締役会によって満場一致で承認された。ティム・クック氏は、「ジョン・ターナスは、エンジニアの頭脳、イノベーターの魂、そして誠実さと名誉を持って率いる心を持っている。先見の明を持つ人物であり、25年以上にわたるアップルへの貢献はすでに数え切れない。彼がアップルを未来へと導くにふさわしい人物であることは疑いようもない」と述べている。

ターナス氏は、2001年にAppleのプロダクトデザインチームに加わり、2013年にハードウェアエンジニアリング担当副社長に就任。2021年にはハードウェアエンジニアリング担当上級副社長として経営陣に加わった。iPadやAirPodsなどの新製品ラインの立ち上げ、iPhone、Mac、Apple Watchの各世代にわたる製品開発で重要な役割を果たしてきた。

ジョン・ターナス次期CEO