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ホンダジェット初期型の性能を向上するアップグレードパッケージ

ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、初期型HondaJet(ホンダジェット)とHondaJet APMG機のオーナー・運航者向けに、既存機の機体性能を向上させるパフォーマンスパッケージ「APMG S」を発売した。

HondaJetを購入した後も最新機種同等の先進技術にアップグレードすることで利便性を向上するアップグレードパッケージ。HondaJet Elite Sの特長である「Advanced Steering Augmentation System(ASAS)」による操縦精度や横風対応能力の向上などが可能になる。

既に米国連邦航空局(FAA)の認証を取得し、米国ではHACIのグリーンズボロサービスセンターで提供を開始している。各国の航空局認証を取得後、認定サービスセンターを通じて順次グローバルでも提供予定。

HACIが展開する中古機販売プログラムにおいても、APMG Sを適用したHondaJet中古機の販売を2026年から米国で開始予定。

主なアップグレード内容は下記の通り。

  • アビオニクスのソフトウェア、ハードウェアのアップグレードによる処理速度の向上
  • ASASの搭載による、操縦精度や横風対応能力の拡大
  • HondaJet APMGおよびHondaJet APMG S未適用の初期型HondaJetと比較し、最大離陸重量が300ポンド(136kg)増加
  • 積載量や燃料情報を入力すると離着陸時の重量を自動で推定する、グラフィカルな重量・重心計算機能を追加

HondaJetは、2015年12月に米国連邦航空局(FAA)から型式証明を取得。第一号機納入以来、発売10周年を迎えた。現在HACIは、新型小型ビジネスジェット機「HondaJet Echelon(ホンダジェット・エシュロン)」の開発を進めているが、同時に既存のHondaJetに対しても最新技術を提供していく方針。