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軽量化された新型「HondaJet Elite S」。スペシャルカラーの初号機

ホンダ エアクラフト カンパニーは、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の最新型「HondaJet Elite S」を発表した。

改良により運用性能をさらに拡充し、操縦性を向上。機体の最大離陸重量が200ポンド(約91kg)増加したことで、より多くの荷物を搭載したり、搭載燃料を増やして航続距離を最大約222km伸ばすこともできる。

アビオニクスも強化され、無線通信をテキストメッセージで行なう「FAA Data Comm」と、VHF通信や衛星通信により、出発地・目的地、便名、天候など、運行に必要な情報を航空機と地上で自動的に送受信する「ACARS」、パイロットの地上操縦時の負荷を軽減する「ASAS」システムを導入。パイロットの負荷軽減や機体運用の安全性を向上した。また、重心移動範囲を拡大することで、積載物の重量配分における制限も緩和されている。

外観デザインは、新たにガンメタル、ラックスゴールド、ディープシーブルーの3色が新たに加わった。Elite Sのロゴは、赤の“S”字が追加された特徴的なスタイルとしている。エクステリアカラーの選択に応じて色をカスタマイズすることも可能。同時に、ビジネスジェットの常識を覆すとするスペシャルコンセプトデザインのElite S初号機も公開されている。