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沖縄・21世紀の森公園に「あけみおてらす」 飲食店やマリンレジャー施設

沖縄県名護市の21世紀の森公園で整備が進められている複合施設の名称が「あけみおてらす」に決定した。スターバックスコーヒーやレストランなどの飲食店、マリンレジャー施設、ウエディングやイベントに利用できる設備などを展開する。2026年4月から使用開始予定。

ゆがふホールディングス、興設計、屋部土建、ゆがふファシリティの4社からなる「YAMBARU GATEWAY PARK」が、名護市によるPark-PFIを活用した「21世紀の森公園周辺エリア活用推進事業」において設置を進めている公園施設。参画する4社はいずれも、本店もしくは本社を沖縄県名護市に構えている。21世紀の森公園の所在地は沖縄県名護市宮里二丁目1番。

施設総称は公募を経て、名護市内小学生が応募した「あけみおてらす」に決定。「名護を象徴し、市民に親しみをもたれる言葉」として「あけみお」を中心に据え、「あけみお」の持つやわらかさや光のイメージを活かし、未来へ向かって「あけみおのまち名護をてらす(照らす)」という意味を込めている。「あけみお」とは、美しく豊かに開いた澪のことで、市でも「あけみおのまち・名護」を、名護を象徴する言葉として位置付けている。

あけみおてらすは、ビーチアクティビティゾーン、ヒルトップゾーン、ロードサイド&フォレストゾーンで構成される。

ビーチアクティビティゾーンは海沿いのビーチ空間に配置する、マリンアクティビティの拠点となる「海の棟」などで構成。カフェ、レストランを設置し、眺望を楽しみながらくつろげるスペースとする。同ゾーンへの出店店舗は、カフェ「スターバックスコーヒー」、マリンレジャー施設「マリンクラブベリー」、飲食店「ひがし食堂」。

ヒルトップゾーンには「丘の棟」を設置。ウエディングや地域の子供たちのコンサートなどのイベントに利用できる。同ゾーンへの出店店舗は、ウエディング・レストラン「ディアーズ・ブレイン」。

ロードサイド&フォレストゾーンには緑に囲まれた「森の棟」を設置。地域の魅力を伝える飲食店や物販店を展開する。同ゾーンの店舗は9区画を予定しており、テイクアウト店、地域の食材を活かした飲食店、名護・やんばるならではの文化や産品に触れられる物販テナントなどの出店を計画している。

なお、名護市の北側に隣接する沖縄県国頭郡今帰仁村において、総面積約60haのテーマパーク「ジャングリア沖縄」が7月にオープンした。