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楽天とUberが提携 乗車と配達で「楽天ポイント」

Uberと楽天は9日、戦略的パートナーシップを発表し、IDやポイントの連携を発表した。配車サービスの「Uber」とデリバリーサービス「Uber Eats」において、「楽天ポイント」の付与を9日から順次開始し、12日までにすべてのユーザーが利用可能となる。

世界最大級のモバイル&デリバリーサービスのUberと、日本最大級のポイント経済圏をもつ楽天が連携。UberやUber Eatsのいずれかのアプリで楽天IDを連携すると、200円(税別)の支払いに対して1ポイントの楽天ポイントを貯められる。

Uber Eatsでは22年4月から、Uberでは23年4月から楽天ペイに対応しており、最大1.5%の楽天ポイントを付与。今回の楽天ポイント付与を加えると最大2%付与となる。また、月額498円の会員サービス「Uber One」に登録すると、配車サービス利用時に10%相当のUber Oneクレジットが還元される。

楽天IDとの連携により、Uberは楽天が持つビッグデータを活用可能となり、より細かなレコメンドやキャンペーン案内が可能になる見込み。詳細は追ってレポートする。

Uber Technologies 最高経営責任者のダラ・コスロシャヒ氏(左)と楽天グループ三木谷浩史CEO(右)