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日本郵政と自衛隊、人材確保で協力

総務省、防衛省、日本郵政は、退職自衛官の円滑な再就職支援等について一層の連携強化を図るため、「郵政事業及び自衛隊における人材確保の取組に係る申合せ」を締結した。

2024年12月の「自衛官の処遇・勤務環境の改善及び新たな生涯設計の確立に関する関係閣僚会議」において決定された基本方針に基づいて締結するもので、郵政事業における退職予定自衛官の活躍・就業促進等を推進する。

郵政事業における人材確保と退職予定自衛官の円滑な再就職支援に関する取り組みとして、総務省と日本郵政は採用に関する広報や業種説明会等を実施。郵政事業における必要または有用となる資格、勤務環境、処遇や、郵政事業に従事している退職自衛官の活躍事例および労働環境の周知等を積極的に行なう。また、退職予定自衛官が郵政事業への理解を深め、関心を高めるため、業種説明会、職場見学会等を設定する。そのほか、職業訓練等の充実を図る。

自衛隊における人材確保および予備自衛官等制度に関する取り組みでも、自衛官等の採用に関する情報や志望者等に関する情報を提供し合う等の形で協力する。