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セブン、ペットボトル回収機の全都道府県設置完了

セブン‐イレブン・ジャパンは、店頭に設置している「ペットボトル回収機」について、全ての都道府県への設置が完了したと発表した。ペットボトルの回収数は累計7億7,000万本に達している。

同社は2015年12月から、東京都江東区内の5店舗でペットボトル回収機の実証実験を実施。2017年12月から環境省の省CO2型プラスチック高度リサイクル設備導入事業として、東京都と埼玉県の店舗に設置し、その後、全国の店舗へ順次拡大した。

10月24日に函館市内の店舗に設置したことで、全都道府県への設置が完了した。設置台数は合計で4,451台。

設置しているペットボトル回収機は、2Lサイズまで投入可能。投入時にnanacoカードをかざした場合、累計5本毎にnanacoポイントを1ポイント付与する。

代表的な機種例

セブン‐イレブンでは、店頭で回収したペットボトルをリサイクルした「ボトル to ボトル」のプライベートブランド商品を販売しており、これらの商品を通じて、消費者の循環型リサイクルへの理解促進と啓発に取り組んでいる。該当商品は「一(はじめ)緑茶 静岡茶入り 600ml」など。

循環スキーム

全都道府県への設置完了を機に、ベネッセコーポレーションの「こどもちゃれんじ」と連携し、12月3日から「しまじろう」と親子でペットボトル回収機の利用にチャレンジする動画を配信。回収機の利用促進を図る。配信方法は、セブン-イレブン・ジャパン公式ホームページとX、ベネッセコーポレーション公式インスタグラム、および一部地域でのYouTube広告。

©Benesse Corporation / しまじろう