SMBC「Olive」、マイナンバー活用で最短70分で口座開設

三井住友銀行は、スマートフォンで利用できる総合金融サービス「Olive」の口座開設手続きにかかる時間を短縮する。マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用することで、口座番号の発行が最短70分で完了するようになる。

これまで、同サービスを使った口座開設では、最短でも当日中、長ければ1週間程度かかっていたが、今回のシステム改修により手続きが大幅に効率化される。本人確認に顔写真の撮影が不要となり、氏名や住所などの入力項目も一部省略できることで、より簡単に申込みが完了する。

手続きは三井住友銀行アプリまたはホームページから手続きを行ない、マイナンバーカードを用いた公的個人認証を選択することで、口座開設が可能となる。

「Olive」は2023年3月に提供を開始したスマートフォン向けの金融サービスで、銀行口座に加え、カード決済、証券、保険などを一つのアプリで統合的に管理できるのが特徴。1枚のカードにキャッシュカード、クレジット、デビット、ポイント払いを切り替えて使える「フレキシブルペイ」機能も備える。