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オメガ、新型プラネットオーシャン 小径化しシャープなデザインに
2025年11月19日 12:31
スウォッチ グループ ジャパンは、「オメガ シーマスター」の新作として、全面刷新した新型の「プラネットオーシャン」を発表した。本体は3種類、ブレスレットなどの違いで合計7種類が登場する。機械式の腕時計で、価格は122万1,000円~134万2,000。
初代プラネットオーシャンの登場から20年、第4世代にあたる新型は、ダイバーズウォッチのアイコンとしての特徴を継承しながら、ケース・ブレスレットなど外観デザインが一新される。また技術的なアップデートも加えられている。
ケースやブレスレットのデザインはシャープなイメージでエッジが強調され、ラグジュアリー・ダイバーズウォッチとして、より幅広いライフスタイルを意識したものに刷新されている。20年来の特徴でもあったヘリウムエスケープバルブは廃止された。
ケース径は初代プラネットオーシャンと同じ42mmで統一され、近年のモデルと比較して小型化された。600m防水の性能を継承しつつ、厚さは第3世代の16.1mmから13.65mmへと薄型化されている。
ブレスレットもケースにあわせてデザインが刷新された。ケースと一体化されたデザインで、フラットな表面やテーパーがついたスリムな形状が特徴になっている。
新型プラネットオーシャンのダイヤルは、すべてマットブラックで統一される。アロー針やスーパールミノバの力強いインデックスを継承しながら、アラビア数字はオープンワークで角張った形状にリニューアルされた。オメガのロゴはロジウム仕上げになる。
裏蓋は、サファイアクリスタルではなくねじ込み式でグレード5のチタン製になり、薄型や軽量化、強度の向上を実現する。
ケースの内側にはチタン製インナーリングが搭載され、メインボディは2パーツ構造となる。2019年発表の「ウルトラディープ」で得られた知見を反映したもので、深海での使用にも耐える強度を確保する。この技術は今後ほかの製品にも採用される見込み。
本体カラーは大きく分けてオレンジ、ブルー、ブラックの3種類。オレンジモデルには、ステンレススチール製ブレスレットと、ブラックに加えてオレンジのラバーストラップの計3種類がラインナップされる。
ブルーモデル、ブラックモデルはそれぞれ、ステンレススチール製ブレスレットとブラックラバーストラップがラインナップされる。
ムーブメントは機械式で自動巻の「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8912」を搭載する。パワーリザーブは60時間。ケースはステンレススチール製。風防は両面に無反射加工を施したフラット強化無反射サファイアガラス。防水性能は600m防水。
なお、新型のシーマスター プラネットオーシャンの発売を記念し、オメガのブランドアンバサダーであるグレン・パウエルとアーロン・テイラー=ジョンソンの2名を起用したグローバルキャンペーンも実施される。





















