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エース、スポーツ観戦バッグ・4気室リュックなど新発想の26春夏モデル
2025年11月12日 08:00
エースは、2026年春夏モデルを中心とした今後発売予定の新製品を関係者向けに公開した。10周年を迎える「ace.」ブランドからビジネス対応スポーツ観戦バッグやガジェットポーチ風スペース搭載バッグなど新発想の商品が登場するほか、その他のブランドでもビジネスバッグ、カジュアルバッグ、スーツケースなど多彩な新作を投入する。
2026年春夏は「Holistic Harmony」をキャッチコピーに、「移動を通じて人々の心と体、そして社会がつながるコトの提案」をテーマに掲げ、新しい価値と体験の創造を目指す。
例えば、“カラダにいいこと”として、物理的な「軽さ」だけではなく人間工学に基づいた設計を追求。そのほか、収納構造や素材、安全性により“ココロにいいこと”、社会の課題に寄り添うデザインやサステナブルな素材を取り入れることにより“社会にいいこと”につなげる。展開する主なブランドは、「ace.」「プロテカ」「ゼロハリバートン」「UNTRACK」など。
“推し活バッグ”の次は“スタジアム観戦バッグ”
エースはこれまでも推し活のためのバッグを展開してきたが、今度はビジネスシーンでも使えるスタジアム観戦バッグ「エブスタ」を発売する。
頻繁に観戦に出かけているユーザーの声をもとに、スタジアムの座席に吊り下げて使える新構造を開発。観戦中も足元がすっきりし、また地面の汚れを避けてバッグを管理できる。デザインは仕事帰りの観戦にも、休日のイベントにもなじむデザインとした。バックパック、ショルダーバッグ、トートバッグをラインアップし、予定価格は2万円前後から2万円台後半。
ほかには、多くの荷物を整理して収納できるよう、4気室構造のバックパック「ディバイズパック」が登場する。
衣類、書類、小物、PCといった用途の異なる荷物を仕分け収納できる設計で、特に小物スペースの内部はガジェットポーチのように多くの仕切りやポケットで構成されている。仕事からアフターまで、また短期の出張などにも対応するとしている。2サイズ展開で、予定価格は3万円台前半から半ば。
そのほか、代表シリーズである「EVL-4.0」「ガジェタブル」の10周年記念モデルや、「ガジェタブル」「ラグマスター2」「ラグレンティス クロス」各シリーズの機能性を強化したモデル、軽量ボディと豊富なポケットを特徴としたオンオフ兼用バックパック「シルパック」などを発売する。さらに、ガジェタブルでは新機軸となる、通学リュック「ガジェタブルU」も登場する。
ace.ブランドではスーツケースの新製品も投入。その1つとして、旅行とアウトドアの両方に対応する「テオフィールド」から、特に電車移動でキャンプへ出かけるニーズに向けた「テオフィールドOD」を発売する。キャンプ利用と旅行利用で収納スペースを切り替えられる構造や、洗濯可能な内装などの特徴を持つ。3サイズ展開で、予定価格は4万円台後半から6万円台前半。
プロテカから遊び心あるカラーリングの国産スーツケース
日本製トラベルバッグブランドのプロテカでは、既存モデルの新色や新サイズ、新デザインなどでラインアップをさらに強化。その1つとして、フロントポケット搭載スーツケース「ポケットライナー2」から、クロスカントリー車から着想を得た「カントリーエディション」が登場する。
ポケットライナー2は、立てたまま開閉できるフロントポケットや、ポケット内ファスナーからメイン収納部へアクセスできる構造が特徴のスーツケース。カントリーエディションでは、90年代に流行したクロスカントリー車をイメージし、ポケットと本体をバイカラーで切り替え、ファスナーカラーをアクセントに加えている。2サイズ展開で、予定価格は7万円台後半から9万円前後。
スーツケースだけではなく、国産トラベルバッグシリーズ「スターボード」が登場。高級感と実用性を兼ね備えたシリーズで、日本の職人の縫製による立体的なフォルム、パーツ類をブラックで統一したデザインを特徴としている。
バックパック、パッカブルボストン、2WAYボストン、ガーメントケースをラインアップし、予定価格は5万円前後から6万円前後。
ゼロハリからビジネスバッグの新スタンダードライン
ゼロハリバートンからは、ブランドを代表するビジネスバッグシリーズを再解釈した新スタンダードライン「ZEST3」が登場する。現代のビジネススタイルに合わせ、スマートに整理できる内装設計、フロントポケットの拡大、自律性を高める底鋲仕様などのアップデートを施した。ブリーフケース、トートバッグ、リュックなど全9型をラインアップし、予定価格は6万円台後半から8万円台半ば。
そのほか、スーツケース「CLASSIC LIGHTWEIGHT 4.0」のミリタリーテイストな新色や、軽量バッグ「UE Collection」、デニム素材の限定モデルのリュック「Z PACK LTD DN」などを発売する。
パパも使えるデザインの登降園通勤リュック
女性向けお仕事バッグを提案するW&.Day/Nightでは、これまでも登降園ママ向け通勤リュックを展開してきたが、今シーズンは新たにパパとママでシェアできるユニセックス仕様の「ポッケスアプト ラウンドリュック」を発売する。
子育て中の社員で構成された社内研究会にパパ社員が参加して企画・開発。ポリ袋を固定し簡易ごみスペースにもなるスナップ付きボトルホルダーなど子供との外出時に役立つポケットや、容量が増やせる拡張機能、アクセスしやすいPC収納部など、パパ&ママ目線を取り入れた仕様としている。2サイズをラインアップし、予定価格は2万円台半ば。
ママ向け通勤リュックをアップデートした「ポッケス ハグリュック 3」も発売。そのほか、女性向け通勤リュック「リッカ スクエアリュック 2」や、波のように揺らぐリブデザインが特徴の「スオラ スーツケース」が登場する。
バッグにハンティングジャケットの機能的なポケットを装備
ライフスタイルブランドのUNTRACKからは、1940~60年代のハンティングやフィッシングジャケットなどの機能的なポケットワークをデザインに取り入れたカジュアルバッグシリーズ「THE URBAN CLIMBER」を発売する。
「都市を自由に歩くクライマー」をコンセプトに、アウトドアギアの実用性と都会的なミニマルデザインを融合。スマホやウォレットなどをスムーズに取り出せるよう外ポケットを多数配置している。素材には撥水加工を施したコーデュラナイロンを使用。ボトム部分などにはスエード調の合皮を組み合わせ、往年のアウトドアバッグの雰囲気を取り入れている。
ウエストポーチ、ショルダーバッグ、トートバッグ、バックパックなど7型をラインアップし、予定価格は1万円台前半から2万円台後半。
そのほか、カジュアルバッグシリーズ「CITY」の素材替えモデル、新型、新色などを発売する。
ストリートバッグブランドのEDGELINK(エッジリンク)からは、ダンスクルー「EDGW CYPHER(エドガワサイファー)」と共同開発した「クラム ザ サイファー」が登場。ヘッドフォンを取り付けられるホルダーや、ダンスシューズを魅せながら持ち歩けるポケットなど、ダンサーが欲しい機能を搭載した。サコッシュ、ボディバッグ、ショルダーバッグ、ナップサック、リュックをラインアップし、予定価格は2千円台後半から9千円台後半。リュックはPC用のスリーブポケットを備える。
そのほか、スケートボードホルダーを装備した「テンプケーション」の進化モデル「テンプケーション SB」、スケートボードの躍動感をモチーフにデザインした大容量リュック「ポケットメイト」などを発売する。
イタリア発祥のライフスタイルブランドOrobianco(オロビアンコ)からは、「アリンナ」「ソロペルテ」のオロビアンコ30周年記念モデルなど、旅の達人・竹内海南江さんとの共同開発ブランド・カナナプロジェクトからは軽量バッグシリーズ「カナナルミニア」などが登場する。












